前回は「家庭」と「離婚」の選択を迫られた際に「家庭」を選択するタイプの男性の見分け方について解説しました。
後編となる今回は「離婚」を選択するタイプの男性の見分け方をご紹介しましょう。
恋愛体質である
不倫をする男性は、「家庭での自分」と「男としての自分」を明確に分けている傾向があります。
「男としての自分」とは、すなわち結婚をする以前の恋愛をしていたころの自分と同じであり、男としての自分を重要視する男性は、結婚後も恋愛体質にあるといえます。
通常、このようなタイプの男性はどちらかというと家庭の方に重きを置いていますが、何かのキッカケで男としての自分を重要視するようになると、いとも簡単に離婚を選択してしまうということも少なくありません。
一方で、結婚後も恋愛体質のままである男性は、家庭とは別の物として完全に割り切ったうえで不倫をし、男性としての自分の欲求を満たします。
そのため、このような男性にとっては婚姻関係を結ばない状態であるからこそ、自身の欲求を満たせるのが不倫であるため、不倫相手との結婚を目当てに現在の配偶者と離婚をするという選択はしない傾向があります。
物事の判断基準が自分にある
離婚には社会的信用を失うという大きなリスクが伴うため、世間体などを気にする人は最終的には離婚を選択しないという傾向があります。
これはその人が物事の判断基準として自分以外の人の意思や自分に対する評価なども重要視するタイプだからであり、逆説的に考えれば、物事の判断基準が自分にあるタイプの人は離婚を選択する傾向にあるといえるでしょう。
このようなタイプの男性は自分自身の中で明確なポリシーを持っており、常にそれを第一に考えながら行動する傾向があります。
そのため、普段の言動の中に自分自身の明確なポリシーの存在をうかがわせるものがないか見極めることもこの点を判断する上では重要となります。
仕事で重責を担う役職についている
家庭での妻との関係に満足できず、不倫を始めてしまうというケースは最も典型的なもののひとつでしょう。
このようなケースでは男性は仕事に対する癒しを不倫相手に求めていることも多く、一概には言えないものの、仕事で重責を担う役職についている男性ほど不倫をする傾向にあるといえます。
仕事で重責を担う役職についている男性は、不倫相手に対する思い入れが強くなると、「家庭」と「離婚」の選択を自らに課すようになります。
この段階で世間体などを気にし、家庭を選択する男性は多いものの、仕事で重責を担う役職についている男性はリスクを恐れない決断力を持ち合わせていることも多く、「離婚」を選択することも少なくありません。
このように仕事で重責を担う役職についている男性は、リスクを恐れない決断力があるという点で「離婚」を選択する傾向が強いといえます。
また、このことは仕事で重責を担う役職についていない男性でも、決断力を持ち合わせていれば同じ選択をできるため、相手を慎重に見極める必要があります。
体を鍛えている
体を鍛えている男性は、外見に関する自分の理想像を明確に持っており、それに向かって努力をすることに長けています。
リスクを恐れず離婚という選択をするには、自身の目標に向かってさまざまな障壁を乗り越えなければならないため、筋力トレーニングなどと同様に自身の理想像を明確に持っていなければなりません。
また、体を鍛えている男性は何かしらのスポーツをしていた可能性が高く、直感的な判断力に長けていることも考えられます。
想定されるリスクをすべて考慮し決断をする人に比べ、直感的な決断ができる人は、世間体や金銭面での損失などを十分に考えないことも多く、自身の欲求だけを基に離婚という選択をすることも少なくありません。
まとめ
不倫と離婚には大きな違いがあり、不倫は何となくで始めることができても、離婚は明確な意思に基づく決意がなければ実行に移すことはできません。
不倫相手の男性が「家庭」と「不倫」のどちらを選択するタイプなのか見極めるためには、自分の前での言動だけでなく、仕事をしているときの姿や、過去の恋愛のことなども知っておくとよいでしょう。
それによって、決断力や判断基準などが分かれば、彼が最後に選ぶのは家庭なのか、あなたなのか、おのずと見えてくると思います。
この記事をシェア&LIKE
ECRII編集部 利根川
大学では心理学を専攻、卒業後、某出版社勤務を経て現職。趣味は人間観察。一見、色香豊かな女っぽい容姿にも関わらず、男性・女性に偏らないフラットな物事の見方や男女問題にまつわる過去の取材、手掛けた記事といった膨大なデータから導き出す的確なアドバイスに、男女を問わず周囲からの恋愛相談が耐えない。将来の夢は『猫たちと平穏に暮らす石田ゆり子』になること。