不倫の言い訳-経営者編-

2018.1.31
腕を組む経営者

汎用な見方をすれば、不倫にはネガティブなイメージの方が多いですが、多面的な物事の見方ができる経営者の中には、ウィットに富んだ言い訳で不倫に対する批判を跳ね除けた経営者も存在します。特にその人の経営理念にも通ずるような言い訳には、一般人には考え付かない魅力があり、現在も不倫をしている方にとっても参考になるでしょう。

ここでは、特に有名な経営者が難局を乗り切った不倫の言い訳をご紹介し、経営者ならではの不倫に対する考え方についても考えてみたいと思います。

大蔵貢「女優を妾にしたのではなく、妾を女優にしたのだ」

大蔵貢は活動写真の弁士や映画館興行主を経て、1955年に映画会社「新東宝」の社長となりました。徹底したリストラと映画のエロ・グロ路線化により、社長就任から半年ほどで経営を黒字転換させた実績を持ち、その手腕が日本映画界の新たな時代を切り開きました。

一方で、その半生は数多くのスキャンダルに満ち、映画に出演した女優をプライベートで妾のように扱っている事実に対しては批判が噴出しました。特に1960年に報道された同社の映画出演女優 高倉みゆきとの関係について聞かれた際には、「女優を妾にしたのではなく、妾を女優にしたのだ」といって返し、当時の大蔵貢による新東宝のワンマン経営ぶりを象徴する言葉として、その後も長きにわたり広く知られることとなりました。
彼の発言が直接関係した訳ではないものの、新東宝はその後経営不振に陥り、大蔵貢は1960年11月に社長を解任。翌年には新東宝自体も倒産しました。倒産の原因のひとつとして大蔵貢による会社の私物化をあげる声は多く、その意味では上述の発言が自身の身を滅ぼしたといえるかもしれません。

働く職人

本田宗一郎「恋愛していない職人はセンスがない」

現在でも多くの経営者が尊敬する人物としてあげるホンダの創業者 本田宗一郎は、創意工夫に満ちた革新的な経営者としてのイメージが強い一方、仕事、プライベートに関係なく、嫌なことはやらず、好きなことだけをやる、悪い見方をすれば「自分本位」な一面も持ち合わせていたようです。

この姿勢は恋愛に関しても一貫していたようで、本田宗一郎自身の「恋愛していない職人はセンスがない」という言葉にも見て取ることができます。本田宗一郎は、生物が本能的に追及すべき恋愛に対して夢中になれない人間が、いくら仕事に精を出したとしても、その仕事ぶりを信頼できないということをこの言葉を通して伝えたかったのかもしれません。
一方で、本田宗一郎自身は不倫を報じられたことはありませんでしたが「恋愛していない職人はセンスがない」という言葉は、現代人の不倫に対する言い訳としてもある程度の効力を持つかもしれません。

記者会見

経営者の不倫に対する言い訳の傾向

不倫をする経営者は多いといわれていますが、その言い訳の傾向としては主に2つのものがあげられます。
まずあげられるのが現実逃避を目的とするケースです。経営者は常に多大なプレッシャーに苛まれており、息つく暇もありません。不倫はその現実から逃避するための手段であり、中には不倫も仕事の一部と割り切っている経営者もいるようです。以上の理由から不倫をしている経営者は不倫を知られてしまった際に、言い訳をするより、正直にプレッシャーに耐えられなかったといってしまうことが多いようです。

また、経営者ならではの強い探求心を持て余し、不倫に走ってしまう方も少なくないでしょう。このようなケースでは、高い経済力をもって、ただ楽しむことだけを目当てに不倫をしている場合も多く、上述したプレッシャーに耐えられなくなり不倫をするケースに比べると、女性から見れば悪質といえるかもしれません。また、当の本人も若干の罪の意識を感じていることが多く、言い訳も巧妙になりがちです。

メモをする女性

不倫女性が経営者の言い訳から学べること

現在、不倫をしている女性はこれらの不倫に対する経営者の言い訳からどのようなことが学べるか考えてみましょう。
第一にいえるのは、日本においてはまだ男性の経営者が圧倒的に多く、少数派である女性経営者が男性経営者と同じような言い訳をしても、男性経営者と同様の受け入れられ方をされることはほぼありえないということです。つまり経営者に限らず、女性の不倫が表沙汰になった際は、社会的信頼を失う可能性が極めて高いということを覚えておかなければならないでしょう。

一方で本田宗一郎の「恋愛していない職人はセンスがない」という不倫の言い訳に留まらない格言は、女性にも当てはめることができます。たとえ結婚をしていても、異性に対する探究心が絶えず、その探求心を仕事にも活用できれば、男性ばかりの職場であっても大きな結果を残すことが可能です。男性経営者の不倫に対する言い訳も見方さえ変えれば、女性にとっても意義のあるものに変えられるでしょう。

経営者は芸能人や政治家とは違うため、不倫を報じられることも少なく、それに対する言い訳が公になることも決して多くありません。しかしながら、経営者としての根本的な考え方や、それをもとにした恋愛や不倫に関する格言などは現在進行形で不倫をしている女性にとっても学ぶことが多く、また新たな視点も手に入るかも知れません。ちょっぴり参考にしてみたいと思いませんか?

前回ご紹介しました「不倫の言い訳-政治家編-」もお見逃しなく!

ECRII編集部 高橋

ECRII編集部 高橋

25歳年上のバツイチ子持ち彼氏、単身赴任の上司との不倫同棲、など大きな声で言えない恋愛を乗り越え、同窓会で再会した同級生と昨年結婚。愛する夫とともに愛犬を愛でる日々を送る。自身の経験から、様々な形の恋愛に悩める人々に寄り添い応援したい、という思いを抱え、ECRIIを立ち上げる。

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