浮気は許せる？許せない？幸せになるための選択とは

生涯、愛し合うことを誓い合って結婚したはずなのに、最愛の夫に浮気をされてしまったという女性も珍しくはないものです。左手の薬指を見下ろしてため息をつく女性は、夫の浮気と向き合わなければなりません。そこで、夫の浮気で人生の選択を迫られた女性のために、浮気をされてしまった原因、浮気を許すべきなのか、そしてこれから夫婦で新たな一歩を踏み出すためにどうするべきなのかをご紹介します。

究極の選択…旦那の浮気を許すために女性がするべきこととは？

どうして浮気されてしまったの？

浮気をされてしまった女性の頭には、一瞬でも自分に原因があったのかもしれないという思考が過ぎるでしょう。どうして浮気をされてしまったのか、その根本を探ります。

◆　夫をないがしろにしていた

夫婦関係が当然のものとなるにつれ、夫をないがしろにしてしまいがちな女性も増えてきます。結婚当時ほど、夫に関心を寄せることがなくなり、知らず知らずのうちに心が離れていたのかもしれません。

◆　夫に感謝をすることがない

夫婦なのだから手伝ってくれるのは当たり前と、いつの間にか感謝の気持ちを忘れてしまっていることもあるでしょう。小さな子供がいる夫婦だと、子どもにばかり気をとられてしまって、夫の心遣いひとつ気付けないということもあるのです。

◆　夫との日常がマンネリ化している

夫婦で過ごしていくうちに、生活スタイルがある程度決まってくるでしょう。それは当たり前のことですが、女性自身がマンネリ化してしまっては、夫が飽きてしまう可能性も否定できません。

浮気の背景には、男性目線からではないと知りえない理由が見え隠れしています。だからといって、夫の浮気を正当化する理由にはなりませんが、自分自身にも見直すべきところがあったと胸に手を当てている女性も少なからずいるはずです。

浮気の発覚と同時に離婚調停を検討するのではなく、まずは夫婦で話し合うことで、夫婦関係を維持していくのかじっくりと考えてみましょう。

浮気を許す方法とは？

浮気を許すことは簡単なものではありません。
女性が歯を食いしばり、くやしさ・やるせなさを抱え込まなければならないのです。
では、浮気を許すことにどのようなプラス効果があるのでしょう。

浮気を許すことで、何より相手を失わずにすみます。これまで夫婦が過ごしてきた時間すべてが否定されるわけではありません。その過程で夫をないがしろにしてしまっていたのなら、女性も自分自身と夫婦関係を見直すチャンスだともいえます。そして、何より生活を守ることができるのです。もしも、夫婦の間に子どもいるのなら、なおさらのことです。

そうはいっても、なかなか夫の不倫を許せるものでもありません。
そのコツについて、ひとつずつ考えてみましょう。

◆　感情的にならない

まずは、お互いに感情的にならず、話し合ってみることが大切です。浮気をされて攻めたくもなりますが、ここはぐっとこらえるべきなのです。もしも冷静さを失ってしまったら、耳を傾けてもらえません。

◆　夫婦の決まりを作ってみる

今回の浮気を踏まえて、夫婦間でルールを作ってみましょう。これで浮気をされた女性の不安も多少は解消されます。

◆　時間が必要なことを理解する

浮気を許そうと決めた女性も、浮気をしてしまった男性も、わだかまりがなくなるまでには相当な時間を要することを理解しておかなければなりません。裏を返せば、時間が解決をしてくれる部分もあります。すぐに許すことができないからといって、女性も無理をしないようにしましょう。

夫婦で新たな一歩を踏み出すために

浮気を許すと決めたのなら、新たな一歩を踏み出すため、女性も前向きにならなければなりません。

前向きになる為には、不安材料を取り除かなければなりません。
夫に誓約書を書いてもらうのも効果的です。法的処置に踏み切るときにも証拠となるので、手元にあるというだけで安心できます。そして、誓約書と引き換えに、はっきりと二度目の浮気は許さないと言うことで、場合によっては法的手段も辞さないことを肝に銘じてもらいましょう。

そして、浮気という悲劇を繰り返さず、よりよい夫婦関係を築いていくために、コミュニケーションを大切にしていく必要があります。浮気には少なからず夫婦のコミュニケーション不足が関係していたはずです。夫婦としての付き合いが長くなったとしても、コミュニケーションは頻繁に取りましょう。

普段から疑念や不安を胸にため込まず、小さなことも話し合うことで、未然にすれ違いを防ぐことも有効だといえます。それぞれに自分をオープンにし、できる限り秘密がない状態にしてくことが理想です。

浮気をされても未来へ向かっていかなければならない

浮気をされてしまった女性が夫を許すという選択をすることは、決して容易なものではありません。ですが、自分自身のためにも、夫を許さなければならないという状況にあるのです。そのため、許すためのコツを実践することはもちろんですが、許すことは簡単ではないということを理解し、許せない自分がいたとしても自身を攻めることはしないようにするべきです。そして新たな夫婦関係を、一歩ずつ築いていきましょう。