付き合っている相手が既婚者の場合、多くのリスクを伴いながら、交際をしているのではないでしょうか。そのような相手であっても、好きになってしまったら止められずに、交際を続けている方も少なくありません。不倫の恋だとしても「できる限り別れたくない」、「長く付き合っていたい」と願っている女性もいるでしょう。ですが、別れなくてはならない場合や、相手から別れを切り出されてしまうことも現実として起こりうるのです。今回は、既婚男性を付き合っていて、別れたくない、別れを回避したいと考えている時に取るべき行動について紹介していきます。
既婚男性と別れを回避する方法は?
自分が不倫相手だということを忘れない
相手を好きになりすぎた結果、無茶な要求をしてしまい、既婚男性の彼から愛想を尽かされてしまうことがあります。もちろん、好きだからこそ多くを望んでしまうのでしょう。しかし、相手は既婚男性です。既婚者ではなく、独身同士が交際している状況とはわけが違います。多くを望み、口に出してしまうと相手は重たいと感じてしまったり、嫌気が差してしまったりするでしょう。その結果、相手から別れを告げられてしまうのです。
それを回避するためには、相手が既婚男性であり、自分が不倫相手だという立場をわきまえることが必要になります。また、相手に対して多くを望んでもいけません。多くを望むということは、それなりにリスクが生じてしまいます。独身同士のカップルのように街中で手を繋ぎたい、声をあげて付き合っていると言いたいといったような願いは命取りになります。それを望んでしまうと、相手は「バレてしまう」と感じ距離を取ろうとしてしまうのです。相手のことが好きならば、立場を理解した上で尊重して接するのが別れを回避するために必要な心構えです。
特別な日は家族のためにあることを理解する
交際相手と誕生日、クリスマスなどイベントの日を一緒に過ごしたいと思うのは、どのような交際スタイルの方でも同じかもしれません。既婚男性と付き合っていたとしても、できることならば特別な日を一緒に過ごしたい気持ちは湧き上がって来ます。ですが、それをしてしまうと、家族にバレてしまう一因となってしまうのです。そのため、そのようなリスクは回避した方が賢明です。
バレてしまう恐れがあると、男性は別れたいと思ってしまいます。できる限り長く相手と交際を続けていきたいのであれば、特別な日を一緒に過ごそうとしない方がよいでしょう。
相手に寄り添うことが大切
不倫をする理由として挙げられるのが、家族にはないものを求めているといった内容が多いです。仕事で疲れている時に、家に帰っても癒されない。そんな人は外に愛人を作り、その愛人に癒してもらうという行為に走ります。そのため、不倫相手は、既婚者が求めているものを提供してあげることで、長続きしたり、別れを回避したりすることができるのです。そのため、相手が何を求めているのか、どのようなことが辛いのか、どうしたら癒してあげることができるのかをよく考えてみるとよいかもしれません。
相手の悩みや疲れに寄り添い、癒してあげてください。逆を言えば、そのような癒しなどが得られなくなった場合、別れを切り出されてしまうかもしれません。仕事でも、家庭でも疲れているのに、不倫相手と付き合ってさらに疲れてしまうなら、そのような相手と一緒に居たいと思えるでしょうか?「一緒に居たい」と思ってもらえるようにするのが別れを回避できるポイントです。
バレないように努力する
別れてしまう一番の理由としては、「バレてしまう」ことでしょう。バレてしまった瞬間に交際は最悪の結末が待ち受けています。慰謝料や社会的地位がある人はそれらを失ってしまうかもしれません。不倫をしているということは、それらのリスクと隣り合わせでいるということを忘れてはいけません。そのため、お互いに慎重に交際を続けていくことが大切です。
どちらか一方が努力するのではなく、お互いに努力が必要です。もちろん、既婚男性はバレた時、自分の身が危ないと重々承知しています。そのため既婚男性は慎重に物事を運んでいるかもしれません。しかし、夢見心地になってしまっている不倫相手から、ほんのわずかな気の緩みでバレてしまうといったケースも珍しくありません。相手の立場を考えて慎重に行動するのがよいでしょう。
そのためには、さまざまなことを我慢しなくてはならないかもしれません。相手は、いざという時に別れるための準備をしていることも少なくないのです。何かあった時にすぐに切り捨てられてしまう可能性もゼロではありません。そうならないためにも、前述の通り、自分は不倫相手であることを忘れてはいけないのです。多くを望んだり、浮かれて誰かに話してしまったりした瞬間に二人の関係は崩れてしまいます。中には、バレた結果、ゴールインするケースもありますが、そのように上手くいくことは稀です。
不倫相手との別れは突然来てしまいます。別れたくないと思っていても、バレた時や、相手がこれ以上一緒にいるのは危険だと感じた時など理由はさまざまです。そのようになる状況を作らないためにも、ポイントを押さえた上で行動をしましょう。相手のことを好きで、大切に思い、辛いことがあっても別れたくないという気持ちが強いのであれば、尚更です。相手がどのような立場にあっても恋をしてしまったのであれば、止められない場合もあるかもしれません。そんな時は、お互いによい関係を築けるように、慎重におつきあいをしていく方法を選んでみてはいかがでしょうか。
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ECRII編集部 利根川
大学では心理学を専攻、卒業後、某出版社勤務を経て現職。趣味は人間観察。一見、色香豊かな女っぽい容姿にも関わらず、男性・女性に偏らないフラットな物事の見方や男女問題にまつわる過去の取材、手掛けた記事といった膨大なデータから導き出す的確なアドバイスに、男女を問わず周囲からの恋愛相談が耐えない。将来の夢は『猫たちと平穏に暮らす石田ゆり子』になること。