なぜパートナーの妊娠・出産時期に男性は不倫するのか?その4つの理由とは

2018.3.15
妊婦が大きくなった自分のお腹を愛おしそうに見つめながらなでている

妻の妊娠中や出産後に、不倫の恋に落ちてしまう既婚男性が多いのをご存知でしょうか?

妊娠中のセックスレスや、妊娠・出産のため妻の心理状態や体型が変化してしまったり、子どもの世話で夫を構わなかったり、そのような理由で不倫に走ってしまうケースが多いようです。

不倫が起こりがちな時期の男性の深層心理をここでは深く掘り下げてみます。

出産時期に男性が不倫する理由1:セックスレス

妻の妊娠・出産時期に男性が浮気する理由のひとつめに挙げられるのが「セックスレス」です。

妊娠中のセックスは流産・早産が起こる可能性がありうるため大変気を使うので、男性はセックスを楽しむことができないことが多いようです。また女性は妊娠・出産することで個人差はありますが、一時的に性欲が落ちてしまう人が多く、セックスを拒否してしまう女性が多いのです。

一方、男性側は妻が妊娠していても常に性欲があるため、妊娠・出産時期のセックスレスは辛いものがあります。自分で処理したり、風俗などで処理したりする人もいますが、里帰り出産などで離れている期間が長いと職場や友人関係など身近な場所にいる女性や、飲み屋・風俗といった場所で働いている女性と不倫に走りやすくなります。

妊娠・出産時期に男性が不倫する理由2:妻が情緒不安定になってしまう

女性は妊娠するとホルモンバランスの関係から、情緒不安定になりがちです。そのため今まで全く気にならなかった些細なことでも気になり、気分が落ち込んで涙を流してしまうということがあります。 しかし、このような症状は本人でもなかなか把握できないもので、同じ女性でも理解するのが難しいことです。妊娠中のホルモンバランスの崩れでイライラや落ち込みがあるといっても、相手が男性となると状況を理解してもらえない人が多いようです。

出産してもホルモンバランスが落ち着くまでは時間がかかり、育児のため睡眠も満足にとることができないため、産後鬱になる女性も多いのです。 そんな女性の心理状態を理解できない男性は、理不尽な扱いを受けていると思い、妻が怖くて家に帰りたくないなどといった感情を持ってしまい、不倫に走ってしまうことが多々あります。

またきちんと妻の心理状態に寄り添っている場合でも、イライラがひどくて八つ当たりやモラハラ的な言動が多いと対応に疲れてしまい、妻のことを相談していた職場の女性や友人女性に癒しを求めて不倫に発展してしまうこともあるようです。

出産時期に男性が不倫する理由3:妻を性的対象にできなくなる

妻の妊娠・出産時期に男性が不倫に走ってしまう理由の3つめに挙げられるのが「妻を性的対象として見ることができなくなる」というものがあります。

体型にこだわる夫だと、妊娠中に妻が太ってしまったことに耐え切れず、太ってしまった妻を性的な対象として見ることができなくなってしまい、不倫に走ってしまうことがあります。また出産をすると当然赤ちゃんのお世話は、母親である妻がメインで行います。夜泣きなどで不眠状態になりますし、育児と家事をこなしていると多くの女性の場合、自分の身なりは後回しになりがちです。

そんな状況を見て、だらしない、小汚い、一気におばさんになったというふうに思ってしまい、妻を女性として見ることができなくなる男性も残念ながらいます。このような思考に走る男性は不倫しやすく、亭主関白・男尊女卑的思考の強い人や育児に非協力的な男性が多いようです。

他にも妻が育児をするのを見ていて「母親」というイメージが強くなって、性的対象として見ることができなくなる場合もあります。この場合はマザコン傾向の強い人に多く見受けられます。

母子がおでこをくっつけて楽しそうに笑い合う

 

出産時期に男性が不倫する理由4:夫に構わなくなる

妻の妊娠・出産時期に男性が不倫してしまう理由の4つめですが、妻が育児にかかりっきりで自分を構ってくれないというものがあります。 この理由で不倫しやすいのはマザコン傾向の強いタイプや、末っ子、かまってちゃんタイプが多いようです。

出産までは妻と2人だったので、当然妻は夫の相手だけですみますが、出産してしまえばまだ何もできない赤ちゃんのお世話をしなければなりません。育児に協力的な夫なら、夫婦で相談しながら子どもの話題などでもコミュニケーションを取ることができます。

しかしマザコンだったり、かまってちゃんタイプや育児に関して非協力的な夫の場合は、まだ一人で何もできない赤ちゃんにさえ嫉妬し、対抗意識を燃やしたり、自分の世話をしてくれないと文句を言ってくる人もいます。このようなタイプでなくとも、赤ちゃんばかりに気を取られて夫婦の会話が少なくなっていくと、だんだんとコミュニケーションが取りにくくなり、夫は寂しさや妻とのすれ違いから不倫に走ってしまうのです。

道ならぬ恋が生まれてしまいがちなこれらの時期。こうした男性の心理を知ることで、その不倫がどんな背景から生まれたものなのかが見えてくると言えそうです。

ECRII編集部 利根川

ECRII編集部 利根川

大学では心理学を専攻、卒業後、某出版社勤務を経て現職。趣味は人間観察。一見、色香豊かな女っぽい容姿にも関わらず、男性・女性に偏らないフラットな物事の見方や男女問題にまつわる過去の取材、手掛けた記事といった膨大なデータから導き出す的確なアドバイスに、男女を問わず周囲からの恋愛相談が耐えない。将来の夢は『猫たちと平穏に暮らす石田ゆり子』になること。

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