不倫をする女性は意外と多い!? 不倫の実態と経験者の本音

2018.3.7
恋人同士険悪に背中合わせでベッドに入る

ECRII編集部が結婚相手・交際相手がいる20歳~50歳までの方、142名を対象にセックスに関するアンケートを行った結果、浮気や不倫をする人の割合が、31%という結果が出ました。
これは、結婚相手・交際相手がいるのにも関わらず、パートナー以外とセックスをする機会があるかどうかという質問に対する回答です。
31%に当てはまるという人も、少なからずいらっしゃることでしょう。まだ、大丈夫。そう胸をなでおろしながらも、どこかで不安が首をもたげているという人がいてもおかしくはないはずです。
そこで今回は、アンケート調査を中心に、不倫という泥沼劇の渦中にある人の本音から、不倫の末路まで、抜け出す方法とともにご紹介していきます。

アンケート結果からわかる不倫の実態

アンケート結果から、パートナーがいるのにも関わらず、それ以外の人と肉体関係を持った経験を持つ人が31%以上であることがわかりました。
さらに、アンケート結果の詳細をみてみると、男性では20代男性がピークであるのに対し、女性では40代がトップと、年齢に大きな違いが表れています。
このアンケートには、不倫・浮気とどちらのケースも含まれていますが、そもそもこのふたつにどのような違いがあるのでしょうか。まず3つのポイントがあげられます。

1. ワンナイトラブかどうか

いわゆる「一夜限りの関係」には継続性はなく、一般的には浮気だと言われます。

2. 既婚か未婚か

不倫の場合、男女のどちらかが結婚していることが大前提です。交際関係のうえで別の人と肉体関係を持ったのなら浮気と考えられます。

3. セックスをしたかどうか

不倫はセックスありきで考えられるものですが、浮気の場合は一概にそうとは言えません。デートをしただけでも浮気といわれることもあれば、キスをしたから浮気だとみなされることもあるのです。

不倫と浮気の違いが明確になったところで、浮気をしやすい人の特徴についてご説明します。客観的に見て「モテる人」だけが浮気をするわけではありません。もしかしたら、意外にも身近なあの人が不倫をしている可能性もあるのです。

 恋愛体質

一般的に女性に多い傾向ですが、恋愛体質だと不倫に走りがちです。物心ついたときから、片思いでも両思いでも、恋をしていないときがないような人のことをいいます。

 寂しがりな人

孤独を抱え寂しさを持て余している場合も、不倫をしやすい精神状態だといえます。

 お酒がきっかけ

不倫のきっかけをさかのぼってみると、酔っていてよく覚えてはいないけど酒の席だったというのはよくあるケースです。アルコールの効果で、普段よりも大胆な行動に出ることができるのです。

 自意識過剰

これまでの人生で異性に不自由したことがない人は、自信過剰になっていて、自分なら不倫をしても許されると思っている場合がみられます。

両手を口元に添えて叫ぶ女性

不倫の渦中から叫ぶ本音とは

既婚者なのに異性として接してもらえた。夫婦関係がある人にとって、すでに忘れていた感覚を思い起こされるでしょう。あるいは、自分が抱えている悩みに親身になって対応してくれた。このようなきっかけで、不倫の底なし沼に落ちてしまうことも少なくありません。

ここでは、不倫の渦中から叫ばれる、不倫に対する本音をご紹介します。
まずは、不倫をしている男性の本音からです。
女性にとっては複雑な回答かもしれませんが、不倫をしながらも奥さんを大切な家族だと思っているケースが少なくありません。不倫は不倫だと割り切り、モテる自分という優越感に浸りながら、逢瀬を楽しんでいるケースが多々あるようです。損得勘定も相まって、離婚などをまったく考えていないというのがほとんどです。

一方、女性の本音をみてみると、男性ほど不倫という関係に割り切れていないという印象があります。
不倫をしている相手男性が本気なら、家庭を投げうつことさえ厭わないという女性が後を絶たないのです。子供がいる女性でも、不倫相手が子どもも含めて愛してくれるのなら、何も躊躇うことはないようです。
とくに、既婚女性の脳内では、生涯現役という気持ちが働いています。結婚をして子どもができると、周囲からも妻や母親として扱われるようになります。そこに、自分を女性としてみてくれる男性が現れれば、たちまち落ちてしまうのも無理はないのです。
未婚女性の場合は、男性の奥さんに対して、優越感情があるケースがみられます。あの人は奥さんよりも自分を愛しているという現実は、女性にとっては最高の優越感でもあるのです。

不倫の本音はそれぞれですが、いずれにしても不倫を続けることで、意図せず泥沼劇を演じざるを得なくなることも少なくありません。

不倫の末路とは…

泥沼になってしまった不倫の末路はどのようなものなのでしょうか。
すべてを失うまで落ちてしまうのか、それとも不倫でしか得られない幸せをつかむことができるのか、その足取りを追っていきます。

メディアを賑わせる不倫をみれば、その末路がどのようなものかわかるものです。活躍の場を失った芸能人は数えきれないほどいます。これは芸能人ばかりでなく、政治家や知名度がある起業家なども同様です。

もちろん、一般人だからといって不倫のデメリットがないわけではありません。家族を失うだけではすまない現実が待っているのです。社内不倫が発覚したら、会社を辞めざるを得ない状況に陥るかもしれません。会社に残ることができても、昇給が難しくなるケースもあります。さらに、慰謝料も発生してくるでしょう。その後の生活にも、大きく影響が出てしまうことは否めません。

では、不倫のループから抜け出すにはどうすればいいのでしょうか。
まずは現在の不倫に対する不満を、洗いざらい出してみましょう。スマホのメモでもいいですし、紙にひたすら殴り書きをしても構いません。

そして、そのあとで本当に求めている恋愛を書いていきましょう。そうすると、理想と現実の違いがありありと見えてきます。もしも、理想と現実に大きく差があるようなら、これからについて真剣に考える必要があるかもしれません。

31%の数字に見る不倫の受け止め方

浮気や不倫をする人の割合が、31%以上というものの、不倫というひとつの恋愛の過程と末路はひとつとして同じものはありません。この結果に対して、それぞれに自分の意見を持つことこそが一歩と言えるのではないでしょうか。

ECRII編集部 荻野

ECRII編集部 荻野

年齢非公表の男性編集者。かつては小説家志望で、恋愛小説をもって、とある文学賞へ応募した過去あり。エビデンスに基づいた恋愛心理の分析や統計的にみた恋愛パターンなど、形のない恋愛だからこそ、もっと科学的、学術的に恋愛を掘り下げてみたいと密かに思案中。その一方で、著名人の恋愛報道や不倫スキャンダルなど、刹那的な恋愛時事ニュースも大好物という一面も。

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