【パターンがある】不倫・浮気で後悔する男女の特徴とやめるための考え方

2022.6.14
頭を抱えて後悔する男女

「こんなことになるなら不倫なんてしなければよかった…」
「不倫やら浮気でまさかここまで後悔するなんて…」
「既婚男性に誘われたから不倫しただけなのに、後悔しかない…」
結婚生活は、ある意味で退屈で刺激のないものです。
しかし、ひとたび結婚すれば夫婦であり、不倫・浮気は本来許されるものではありません。
お互いフリーの男女ではありませんから、その末路は法的にも精神的にも厳しいものばかり。
不倫を後悔する人はあとを絶ちません。
そこで今回は不倫で失敗する男女の特徴と、後悔しないための心構えについてお伝えします。

不倫して後悔した女性のできごとと気持ち

まずは女性が不倫して後悔したケースを見ていきましょう。

1.望まない妊娠をしてしまった

セックスをすれば妊娠の可能性はつねにつきまといます。
「不倫だから子供だけは作っちゃダメ」と思っていても、できるときはできてしまうもの。
不倫関係で妊娠して大変なのは圧倒的に女性側です。

・がんばって産むのか?中絶を選ぶのか?
・産むならお金はどうする?
・そもそも不倫相手は結婚してくれるのか?
・働きながら一人で育てていくなんて無理

不倫における男性の心配はお金と世間体くらいなものですが、女性は体の不安と将来の不安が両方おしよせます。
不倫関係で妊娠したときほど凍りつく瞬間はないかもしれません。

2.不倫相手からも旦那からも捨てられ、慰謝料だけが残った

既婚女性で会社の上司と不倫してる場合にはあり得る話です。

  • 旦那に不倫がバレて別れを言い渡され離婚
  • 離婚の経緯を話すと、不倫相手からもふられる
  • 後悔する間もなく旦那からの慰謝料請求
  • 毎日気が重くて泣きそう

一気にすべてを失うこともめずらしくないのが不倫。
自分が悪いけど、不倫相手の上司すらまったく力を貸してくれない。
一人ぼっちで堕ちていく絶望感をとつぜん味わう可能性は誰にでもあります。
おまけに、不倫相手の奥さんから慰謝料を請求されることも。

3.離婚して子供に会えなくなった

妻側の不倫が原因で離婚した夫婦の場合、夫が親権をもつこともすくなくありません。
そうなれば愛する我が子にもたまにしか会えなくなってしまいます。
旦那に捨てられ、血のつながった子供にすら会えない毎日はつらいばかり。
また、子供が成長してから離婚の原因を父親に聞かれることもあるでしょう。
後年になっても、不倫が原因で子供から冷たい目で見られれば後悔の念しかありません。

4.なにも知らない夫に対する罪悪感に耐えられない

軽い気持ちで不倫をはじめたタイミングは新鮮で楽しいばかり。
でも、ある時から夫のやさしさやマジメさに罪悪感を覚えるように。
「わたしと子供のために一生懸命はたらいて、家のことも笑顔でよくやってくれる。それなのに外で夫以外の男性とみだらなことして平気でいる。わたし本当に最低だ…」
献身的な夫に対しての罪悪感は、人によっては一生消えません。
「わたしは汚れたダメな女なんだ」という気持ちに支配されると、その後の人格や家族関係にも悪影響を及ぼします。
大好きだった家族に心から明るくふるまえない罪悪感を持ったことは、悔やんでも悔やみきれないでしょう。

5.大切な友人を失った

不倫に後悔することなく盛り上がっている時は、誰かにヒミツを話したくなるのが人間です。
しかし、どれだけ仲の良い友人でも、不倫を最低な行為として見る人はたくさんいます。

  • 「結婚して子供いるのになに考えてるの?」
  • 「家族の気持ち考えたことある?ただのビッチじゃん」
  • 「ほんとに引いた。もう連絡してこないで」

など、一瞬にして長年の友人関係が崩壊することも不倫女性にはよくある話。
精神的なパンチが効くと同時に「こんなにいけないことしてたんだ…」とはじめて気づく女性もすくなくありません。


不倫して後悔した男性のできごとと気持ち

男性が不倫で後悔するケースは、女性とはまたすこし異なります。

1.社会的制裁で仕事人生が終わる

よくある社内不倫が会社にバレると、リアルにクビにされる企業もあります。
仮に退職をまぬがれたところで、会社の人の目線がガラッと冷たくなります。
もちろん昇進や重要なプロジェクトから外されることもあるでしょう。
男性にとって仕事は生きがいであり、自分の価値を示す大切なもの。
さらに慰謝料に養育費を請求され、新入社員とおなじような手取りですごすことは、男性のプライドがずたずたに傷つきます。
年齢・経験・職能がともなっていないと、転職に苦労しガクンと年収が下がるケースも。
一時の火遊びで仕事人生がお先真っ暗になる事態は、不倫した男性がもっとも後悔する瞬間です。

2.妻と子供なしで生きてける気がしない

「なにがあっても妻も子供もおれからは離れない」
根拠のない自信と安心感から不倫に走る男性は、離婚のダメージを人一倍くらいます。
奥さんへの感謝や子供への愛情を忘れて、不倫したツケが自分に返ってきた状態に耐えられなくなります。
心にぽっかり穴があき、戻ってこない日々に後悔する毎日。
「おれがすべてやってるんだ」と勘違いしている男性ほど、立ち直れないほど絶望を感じることになります。

3.人生がうまくいかないと思いこんでしまう

仕事も家庭も不倫で崩壊。
収入も信頼もドン底、みじめな気分からがんばる気力を持てない男性は実に多いものです。
「もうなにをやってもダメなんだ」
こんなネガティブな感情で生きている男性は誰からも好かれません。
新しい女性との出会いも昇進もない中で、ただただ年齢を重ねて性格は凝り固まっていくいっぽう。
負のループに入ってしまう男性の出発点は、“たった一度の不倫”だったりするのです。

【男女共通】不倫・浮気で後悔した人のあるある経験

ここでは男女関係なく不倫で後悔した人のあるあるパターンをお伝えします。

1.不倫しているときは周りが見えなかった

恋をすれば誰でも夢中になって、周りが見えなくなります。
不倫も同じです。
配偶者のことも子供のことも会社の人のことも気になりません。
会いたいから会って愛をささやいてセックスする。
でも現実には家庭もあり職場もあるわけで、それをすべて無視するかのように夢中になればいつかはほころびが出ます。
不倫がバレてからはじめて、「自分だけが好き勝手楽しんでたんだ」と気づいて後悔するのは定番のあるある。

2.大切な時間をムダにしてしまった

独身女性であれば、不倫によって婚期が遅れて30代なかばになって大変な思いをするのはよくあること。
ほとんどの場合、略奪婚になることはありません。男性は遊びだったわけです。
男性の若さと女性の若さはまったく意味が違います。子供を埋める年齢にも限界があります。
「20代のイチバン輝く時間を、結婚する気もないおじさんに注いでいたんだ」と気づいて激しく後悔する女性はたくさんいます。
時間については男性も当てはまります。
結婚して子供がいれば、たった一度しかない成長を見れる時間は限られています。
3歳のとき、5歳のとき、その時々にしか見られない子供の姿をないがしろにして若い女性とセックス。
不倫をしている間に奥さんとの距離が離れていった男性も後悔します。
たった一度しかない人生の貴重な時間を、本当に大切なものに使わなかった事実。
それはどれだけ後悔しても二度と戻ってきません。

3.元妻・元夫からいやがらせを受け続ける

不倫のすえ離婚した場合、元配偶者が執拗にいやがらせしてくることがあります。
それだけ恨んでいますから当然といえば当然ですが、度を超したいやがらせがはじまると一日も気が休まりません。

  • 職場にとんでもない卑猥な写真が送りつけられる
  • 会社に乗り込んできて不倫の事実を叫ばれる
  • 郵便ポストに昆虫の死骸を入れられる
  • 新しい恋人ができると必ず変な手紙と写真が届く

ちょっと気が狂いそうないやがらせを長期間受ける人もいます。
「こっちの人生台無しにしたんだから罪を償え」
そんな思いが込められたいやがらせも不倫でよくある事態です。


不倫からの略奪婚で後悔した人のパターン

愛し合った結果、不倫から略奪婚できる人もいます。
略奪婚にひそむ後悔の種類についても知っておきましょう。

1.結婚してはじめて相手の欠点が見えた

不倫で燃え上がり略奪婚に必死な時は相手のイヤなところなんて見えません。
2人とも見ている目標が同じなので同調できていることもあります。
「この人となら絶対いまより幸せになれる!」と興奮して、悪いところを見ようとしなければあとでツケが回ってきます。
「結婚したら相手の態度が急に変わった」というのも同様です。
要するに、不倫に夢中になって相手の人間性を見極められなかったわけです。
ようやく略奪から結婚できたのに「こんな人だと思わなかった」と思うのはよくある後悔パターン。

2.友人にも家族にも結婚を祝福されない

「略奪婚」ということは、相手には家族がいたわけで結婚式もすでに一度おこなっています。

  • 最初の結婚式に呼んだ人を呼びづらい
  • 怒った親が出席を拒否する
  • 友人ですら出席してくれない人が多い

当然といえば当然ですが、本人たちには相当こたえます。
周りからの祝福がもらえないのも略奪婚の宿命です。

3.離婚の代償で予想以上に家計が厳しい

不倫がバレた上での略奪婚であれば、慰謝料請求される可能性が高いです。
子供がいれば慰謝料にプラスして養育費なども請求されます。
そこそこ稼いでいる男性でも、いまの収入より手取りで5万、10万と下がったら厳しいですよね。
さらに、異動による実質的な減給や解雇されるケースも。
お金がないと人間よゆうを持てません。
2人で働いても以前の生活が手にできない金銭状況で、なにが幸せかわからなくなってくるカップルも存在します。

4.結婚したら“自分が不倫される立場”になった

不倫する人は何回でもくり返す可能性があります。
根拠なく「あたしたちは大丈夫」と思っている人ほど、略奪婚してすぐ不倫されてしまいます。
そもそも、結婚していながら他の人とセックスするタイプの相手ですから、飽きれば不倫をくり返すキケンからは一生逃れられません。
離婚前の配偶者のポジションをあたらしく引き継いだだけなのです。
最初は自分が不倫する側だったのに、略奪できた瞬間から「浮気されるんじゃないか?」と疑心暗鬼になってうまくいかないことも。
いつ不倫されてもおかしくない、という認識を持っていないと精神的に持ちません。


不倫で絶対に後悔したくない人が知っておくべきこと

不倫で後悔した失敗ケースを知ることで見えるものもあります。
ここからは不倫で後悔したくない人がおさえるべきポイントについてお伝えします。

1.リスクを事前に確認しておく

不倫によってバレるリスクは深入りする前にしっかり認識しておくことが大切です。
もしバレれば、

  • 既婚者なら即離婚
  • 社会的信用を失い、最悪の場合仕事を失う
  • 慰謝料を請求される
  • 友人や家族からの信頼をなくす
  • 独身なら婚期を逃す
  • 一生罪悪感に悩まされる
  • 子供と一緒に生活できなくなる

あげればキリがありませんが、実際に日本中で起きている事態です。
不倫によって起きるリスクを認識していなければ確実に後悔することになります。

2.年齢を重ねても「この人と一緒にいたいか?」を自問自答

「いまが最高に好きだから」でなんでも済ませてしまう感覚は女性に多いもの。
でも、

  • そのあと結婚して50歳、60歳まで一緒にいたいか?
  • 途中で不倫がバレても力を合わせてがんばれるか?
  • そもそも不倫じゃない状況で出会っても好きになったか?

は絶対に考えておかねばなりません。
「この人と人生を共にしたいか」を自問自答することは、つまるところあなた自身の人生観を問うのと同じです。
不倫で後悔している人はこのあたりを考えずに勢いで突っ走る傾向にあります。

3.お互いの価値観をすり合わせる

不倫関係のうちはどれだけ盛り上がったとしても、その後の人生まで一緒となると話は別です。

  • 「なんでわかってくれないの?」
  • 「そんなこと言うなんて信じられない」
  • 「こんなつもりじゃなかったのに…」

こんな喧嘩ばかりのカップルにならないように、普段のちょっとしたことから価値観を理解し合って、なんとかすり合わせようとする努力も重要です。
とくに「金銭感覚」「時間のルール」「家事の分担」「連絡のルール」などは価値観がずれやすいので要注意。

4.自分も「不倫される側」になる覚悟をもつ

100%不倫されるわけではありません。
でも、もともとが不倫ではじまった関係。
男性はいつかまたやる可能性が高いですし、その不安に悩む日々もあるでしょう。
今度はあなたが不倫されて泣く立場になるかもしれません。
それでも一緒になると決めたなら“いつか不倫されるかもしれない”という覚悟を持つことです。
少しでもできることはありますから、気を緩めずに相手とコミュニケーションをとりながら、万が一不倫されても冷静に対処できるようイメージしておきましょう。

5.よき理解者となる人とだけつきあう

「不倫をしてたらしい」「あの夫婦略奪婚らしい」
世間の目は冷たいもので悪いウワサほどすぐ広まります。
事実無根の作り話でイヤな思いをすることもあるでしょう。
そんな時に怒っても足元を救われるだけです。
人によっては「最低!」といわれることをしてしまったわけです。
ただ、気持ちを切り替えなければ幸せに生きていけません。
心ないことをばかり言ってくる人の言葉よりも、あなたを大事にしてくれる人とのつきあいを大切にしましょう。
たった1人でも2人でも必ず味方はあらわれます。
あなたにとって救いとなる「よき理解者」の話に耳を傾け、厳しい批判は適度にシャットアウトすることでバランスを保てるようになります。

最後に

不倫で後悔した人の事例をたくさんご紹介してきました。
不倫の恋を選ぶなら、必ず役立つ内容があるはずです。
状況は違えど、なにかしら気をつけるべき共通点として見えてきますから、頭の片隅においてみてください。
一方で「不倫は後悔しか残らない」と感じる人もいるのは事実です。
注意点だけでなく、“もし自分が同じ状況になったら?”の視点も大切。
たった一度の人生を不倫で棒にふるのはイヤですよね。
ぜひいろいろな考えに触れながら、「あなたにとっての不倫観」を確立してみてはいかがでしょうか?


ECRII編集部 荻野

ECRII編集部 荻野

年齢非公表の男性編集者。かつては小説家志望で、恋愛小説をもって、とある文学賞へ応募した過去あり。エビデンスに基づいた恋愛心理の分析や統計的にみた恋愛パターンなど、形のない恋愛だからこそ、もっと科学的、学術的に恋愛を掘り下げてみたいと密かに思案中。その一方で、著名人の恋愛報道や不倫スキャンダルなど、刹那的な恋愛時事ニュースも大好物という一面も。

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