
不倫がバレてしまい相手の奥さんに謝罪することに…
しかし「どんな風に謝罪したら許してもらえるのか?」「謝罪しなかったらどうなってしまうのか?」「謝罪文を要求されたけどどうやって書いたらいいのか?」などわからないことだらけだと思います。
今回は失敗しない謝罪文の書き方や、許してもらうための謝り方についてお伝えします。
謝罪文のテンプレート
こちらのページを見ている方の中には謝罪文テンプレートを急ぎでお探しの方も多いはず。
そこで不倫の法則オリジナルテンプレートを用意いたしました。
以下よりテンプレートをダウンロードできますが、あくまで参考としてご利用ください!
本当に奥さんに不倫はバレている!?

不倫がバレたときは素直に謝るのが一番。でも同時に、相手への謝罪は“不倫関係を認めた”ことにもなります。
そこで、白黒むずかしい場合には「相手方の奥さんが証拠をどこまでつかんでいるか」を基準に判断してみましょう。
奥さんが不倫の証拠をもっている場合
写真・録音データ・LINEのトーク履歴など、不倫の物的証拠を握られてしまっているパターンです。
残念ですが、この場合は完全にバレてしまっています。
ヘタに隠そうとすれば相手の怒りをかって問題が大きくなる可能性も考えられますから、素直に謝って切り抜けることをまず一番に考えましょう。
奥さんが不倫の証拠をもっているかわからない場合
カマをかけられているパターンです。
不倫中でうしろめたい男性は、妻の「私しってるわよ」の一言で動揺し、やばいバレてると思い込んでしまいます。
旦那の気持ちをゆさぶって自白させる目的ですから、相手の奥さんが証拠を見せてこない場合は疑ってみるのも方法のひとつ。
冷静になるよう男性をうながし、できる範囲で詳しく状況を確かめてもらいましょう。
ただし、相手の奥さんがカマをかけるほど疑っているため、バレそうな状況である認識を忘れてはいけません。
不倫がバレてしまった…謝罪の前に行いたいこと

「絶対だいじょうぶ!」と思っていた不倫関係がバレたら誰だって顔が青ざめます。
「まさか奥さんにバレるなんて…いったいどうしたら」と弱気になりがちですが、実は即対処するほど効果的です。
そこで今回は不倫がバレてしまった場合すぐに行いたい3つの方法をご紹介します!
不倫相手と別れる
不倫相手の奥さんに関係がバレたら、すぐ別れる(=関係解消)のも効果的な方法です。
夫の不倫がバレたわけですから、相手であるあなたを許す奥さんはまずいません。とくに子持ち家庭の奥さんは経済的な意味でも離婚を避けたがります。
しかたなく旦那のことは許しても、反動であなたに恨みが向くかもしれません。
いざこざの原因である不倫関係自体を清算することは、あなたへのダメージをおさえることにつながります。
不倫相手に離婚してもらう
「妻とは別れる準備を進めてるよ」これは不倫する既婚男性の常套句です。
奥さんに話しすらしていないケースも多々あります。男性が離婚をほのめかす目的は、あなたとの関係を続けるためだと思っておくのが賢明。
奥さんとの関係がうまくいっていないのは事実かもしれませんが、離婚ともなれば子どもたちの将来・互いの両親への説明・養育費や慰謝料の金銭負担など、多数のリスクが男性にのしかかります。
一般的なサラリーマンや公務員であれば人生設計もおおきく狂うでしょう。口でなんと言おうとも男性は簡単に離婚できないのです。
弁護士に相談する
激怒した相手の奥さんが、あなたへ向けて慰謝料請求してくるケースもあります。
相手方の本気度が高いほど、裁判所から呼び出されたり内容証明が家に送りつけられるといったおそろしい事態に発展することも。
落ち着いて寝られませんし法に訴えられては完全不利ですから、専門家である弁護士先生に相談するのがもっともスムーズです。
費用はかかりますが、訴訟レベルの不倫問題でも安心して相談・対応してもらえることは精神的にも大きなメリットになるでしょう。
事前に奥さん側の準備がどこまで進んでいるか?男性側に弁護士費用を出してもらえるか?といった点を確認しておくこともポイントです。
不倫の謝罪文について

慰謝料の請求とセットで、謝罪文を要求されているケースがよくあります。
そして、謝罪文を要求されたほとんどの人が、「何を書けばいいのか分からない」「謝罪文を出すと不利になる?」「謝罪文は何に使うの?」などの疑問を持つでしょう。
そこで、不倫の謝罪文の作成方法から用途、提出した方がいい場合、よくない場合など、謝罪文に関する疑問について解説します。
謝罪文とは
そもそも謝罪文とは、不倫問題の解決手続きとして必要になる書面ではありません。
謝罪の有無は、不倫関係が完全に解消しさえすれば、その後の婚姻生活に関係ありません。
しかし、不倫をされた妻としては、不倫相手から書面による正式な謝罪を受け取ることで、不倫問題について気持ちの整理をつけたいという思いがあります。
また、示談成立前に謝罪文を提出してしまうと、慰謝料請求において金額条件で双方で合意に至らなかったり、再び誓約事項に違反してしまった場合に、謝罪文を証拠として法的措置を進められてしまう可能性があります。
何のためにつかうのか?
不倫相手の奥さんが謝罪文を請求しない限り、基本的に謝罪文を書く必要はありません。
謝罪文を請求する理由は人それぞれですが、大きく2つのパターンに分けることができます。
証拠がないので、謝罪文を証拠にしたい
この場合、謝罪文を提出してしまうと不倫を認めたことになってしまうので注意が必要です。
不倫がどの程度バレてしまっているのかを見極めて対応するようにしましょう。
慰謝料に加えて、謝罪文を得ることで気持ちを切り替えたい
不倫のショックを少しでも癒すために、謝罪文を書かせるケースです。
誠意ある内容であれば問題はありませんが、不誠実な内容を書いてしまうと、法的に不利になる可能性があることを忘れてはいけません。
記載内容
謝罪文の書き方がわからなくて困っている方も多いと思います。
なぜなら謝罪文にはこれを書かなければならないといった決まりがないからです。
だからといって「申し訳ありません」とただ書けばいいというものでもありません。
謝罪文を要求している側の立場になって考えてみてください。
謝罪文とは名前の通り謝罪の気持ちを書くものです。
言い訳や自己弁護に受け取られるようなことは書かずに、自分の言葉で謝罪することを意識しましょう。
形式
記載内容にはルールや形式といった決まりはありません。
とはいえ、相手の気持ちを考えて最低限やっておきたいことを下記にまとめましたので参考にしてみてください。
・パソコン入力ではなく直筆で作成する。
・用紙は白の便箋、できれば縦書きとする。
・文章の最後に作成日と住所・氏名を記載し、氏名の下に押印をする。
謝罪文は出した方がいい?
不倫の謝罪文を請求されて一番知りたいのは、「出すべきなのか」「出さなくてもいいのか」ではないでしょうか?
請求された場合は基本的に出すべきですが、自身の置かれている状況によっては出さないほうがいい場合もあります。
謝罪文を出した方がいい場合
不倫の事実を全面的に認めるのであれば、謝罪文を出すことは何の問題もありません。
または不倫相手の奥さんに決定的な証拠を握られてしまっている場合も、素直に謝罪文を提出したほうがいいといえるでしょう。
謝罪文を出さない方がいい場合
不倫の事実を認めていない(否認)場合は提出しないほうがいいでしょう。
しかし、不倫の証拠を握られてしまってたのにもかかわらず提出を拒否すると、後々不利な状況になってしまう可能性があるので注意が必要です。
謝罪文を要求されていない場合
慰謝料請求と同時に謝罪文を請求されるケースがほとんですが、稀に謝罪文を要求されないケースも。
つまり、単に慰謝料だけを要求されているケースです。
このような場合、出したほうがいいと考えてしまう人もいるでしょうが、基本的には出さないことをオススメします。
なぜなら、一方的に謝罪文を出されても自己満足と捉えられてしまったり、不倫相手の文字など見たくもないと思われているからです。
不倫の謝罪は得?それとも損?

「不倫の謝罪はしたいけど、謝罪したことで不利になってしまうのは嫌だ…」と考えている方も多いはず。
しかし、不倫が完全にバレてしまっている場合、謝罪をすることで慰謝料の減額や、問題の早期解決といったプラスの一面も。
実際の判例と合わせて、謝罪のメリットや謝罪しないことのデメリットについて紹介します。
不倫を認めて謝罪すると、慰謝料が「減額」されるケースも!
不倫がバレてしまった場合、不倫相手の奥さんから慰謝料請求される可能性が!
不倫慰謝料の相場は、100〜300万円が一般的だといわれています。
なかなか高額な金額ではありますが、奥さんに対して不倫を認め素直に謝罪したことで、慰謝料を「減額」できたケースもあります。
「結婚期間は約1年9か月であり、本件不貞行為が行われるまでの期間でいえば、結婚期間は約1年3か月程度の比較的短期間であったこと、不倫相手は本件不貞行為について自己の非を認め、一応被害者(配偶者)に陳謝していることをもしんしゃくすれば、本件不貞行為による慰謝料としては70万円をもって相当であると認められる。」
(東京地裁平成23年2月24日)
引用 :https://www.kekkon-keiyaku.com/14693194795187
このように誠意ある謝罪をすることで、判旨に考慮され、慰謝料の「減額」につながっていることがわかります。
謝罪しなかったり、否認すると慰謝料が「増額」に…?
“不倫のバレているのにもかかわらず、謝罪をしなかったり、不倫関係を否認したりした場合には、不倫相手の奥さんをさらに傷つけたとして、慰謝料が「増額」されるケースもあります。
「不倫相手は不法行為について、未だ被害者(配偶者)に対して謝罪をしていないことを考慮すると」
(東京地裁平成20年10月8日)
引用 :https://www.kekkon-keiyaku.com/14693194795187
「不倫相手から、被害者(配偶者)に対する謝意は表されておらず、かえって、不自然・不合理な主張を繰り返している。」
(東京地裁平成23年1月13日)
引用 :https://www.kekkon-keiyaku.com/14693194795187
上記の判例では、不倫相手の奥さんに対して、謝罪をしていないことや否認していることを判旨に考慮されていることがわかります。
不倫を認めて謝罪することが、解決の近道!
不倫は、民法上「不法行為」という違法な行為にあたり、不倫相手の配偶者を傷つけてしまうものです。
そのため、不倫がバレているのに関係を認めず謝罪もしないとなると、火に油を注ぐ結果になりかねません。
話し合いで平和的に収束させたいのであれば、素直に不倫を認め、誠意ある謝罪を行い、慰謝料の減額ができるよう進めるのが賢明といえるでしょう。
謝罪の3つの方法
覚悟を決めていざ謝罪しようと思っても、実際どういった謝罪をすればいいのかわからないもの。
奥さんの怒りを抑えるには、基本的に誠心誠意の謝罪をするしかありませんが、謝罪のやり方は1つではありません。
直接会って行うものから、電話やメールを使うものなど、それぞれのメリット・デメリットについて見てみましょう。
直接謝罪にいく
直接会いにいくことで、誠意は伝わるかもしれません。
しかしほとんどの奥さんが不倫相手の女性の顔は見たくないでしょう。
勇気を出して謝罪に行ったはずが、逆に相手を怒らせてしまうことに…
まれに奥さんから呼び出されるパターンもありますが、何を考えて呼び出してきたのかわかりません。会いに行くときは慎重な判断を心がけましょう!
電話で謝罪する
直接会うのが怖いという方には電話での謝罪がオススメ。
お互い顔を合わせずに済むので、少しだけ落ち着いて誠意を示すことができるでしょう。
しかし、無言の時間の気まずさや、電話越しに怒りをぶつけられるかもしれません。
大切なのは電話を切りたくなる気持ちに負けず、最後まで誠意ある対応をし続けることです。
電話だからと気を抜かず、もしかしたら録音されているかもということを頭の片隅において、落ち着いて対応しましょう。
メール・手紙で謝罪する
会うのも電話も怖いという方には、メールや手紙での謝罪がいいでしょう。
気持ちが伝わりにくいのがネックですが、自分のいいたいことをストレートに伝えることができます。
しかし、メールや手紙の場合、注意しなければいけないことがあります。それは会話と違って”証拠として残る”ということです。
不倫関係を終わらせたと書いていたのに関係をこっそり続けていた場合、メールや手紙が証拠となり慰謝料をすぐに請求されてしまうでしょう。
自分で書いた内容を守らないと、痛い目に合うということを忘れないでください。
許してもらうための謝罪鉄則ルール!
まずはじめに絶対に許してもらえる謝罪はないと断言しておきます。
そんな謝罪があったら弁護士は必要なくなってしまいますよね。謝罪の目的はしっかりと罪を認め、これ以上問題を大きくしないことだと肝に命じておきましょう。
許してもらうことを目的にするのではなく、被害者に誠意をもって気持ちを伝えることが大切なポイントです。
自分が相手の立場だったらと考えれば、自然と言葉は出てくるものです。
素直に認める
とにかく大切なのは、不倫の事実をしっかりと認めること。
タレントのベッキーさんが、不倫騒動で叩かれた一番の原因は”不倫相手を友人だと嘘をついた”しまったことです。
”潔さ”とは謝罪においてとにかく重要な要素なのです。
不倫がバレてしまっている相手に、下手な言い訳をしてしまうと、気持ちを逆撫でするだけでなく、自分自身を追い込んでしまうことにも繋がります。
事実をありのまま認めるのではなく、相手が不快に感じないような言葉をしっかりと選ぶことも大切なポイントです。
誠意ある謝罪
不倫によって奥さんを傷つけてしまったことに対して自分の言葉で誠意を伝えましょう。
形式ばったものではなく、自分自身の言葉で伝えることが大切です。
ネットに載っているようなきれいな言葉よりも、頑張って絞り出した言葉の方が、相手にも気持ちが伝わりやすくなります。
不倫謝罪の対応は慎重に
不倫謝罪において焦りは禁物です。
不倫がばれてしまったらまずは状況はしっかり確認し、不倫相手とともに被害を最小限に抑えられるように進めていきましょう。
焦って行動すると慰謝料の増額につながったり、トラブル拡大の原因になりかねません。
まずは一旦落ち着いて、被害を最小限に抑えられるよう慎重に対応していきましょう。
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ECRII編集部 高橋
25歳年上のバツイチ子持ち彼氏、単身赴任の上司との不倫同棲、など大きな声で言えない恋愛を乗り越え、同窓会で再会した同級生と昨年結婚。愛する夫とともに愛犬を愛でる日々を送る。自身の経験から、様々な形の恋愛に悩める人々に寄り添い応援したい、という思いを抱え、ECRIIを立ち上げる。