彼と出会って、付き合いはじめたあのころは、毎日のように連絡しあった私たち。
通知がくるたび、そわそわしていたのに…最近は彼からの連絡がグッと減ってしまった、なんて落ち込んでいませんか?
「なんで返事くれないの?」
「このままずっと既読スルーされるのかな。」
なんてひとりでスマホとにらめっこしても、彼からの返事は来そうにありませんよね。
あんなに連絡をくれていた彼に、いったいなにがあったのでしょうか。
今あなたがすべきこと、してはいけないこと、そして連絡をくれなくなった彼の男性心理について考えてみましょう。
あなたが彼を取り戻す対応方法
彼からの連絡がなくてモヤモヤしている、いまこの瞬間。
「早く手を打たなきゃ!」と思っていますよね。
さっそくですが、“連絡しない彼”への正しい対処法を身につけましょう!
とにかく待つ。ひたすら待つ。
オトコは狩猟民族。本来は追う性質があるんです。
とくに、彼は結婚しているにも関わらず、あなたという彼女を作っています。
つまり、ハンティングが得意分野。
そんな男らしくリードしてくれる彼に惹かれて、あなたも不倫を始めてしまったのではないでしょうか。
つまり、連絡が来なくなったからといって、あなたから追いかけるのは逆効果。
彼があなたを恋しくなって追ってくるまで放置することが、彼との関係を良好にするカギとなるんです。
そうはいっても、追ってくるまで待つのはなかなか辛いものがありますよね。
「私が連絡しなかったら、このまま終わっちゃうかも。」と不安になるのもわかります。
それでも彼とのいい関係性を取り戻したいのなら、待つ覚悟をしましょう!
1. どのくらい待つか、期間を決める
待つ覚悟ができました。そこで、あなたはふと思います。
「実際どれくらい待てばいいの?」
気になりますよね!
まさか一生待つわけにもいかないので、次は待つ期間を決めましょう。
ゴールが見えれば辛いことも乗りこえられます。
ただ、苦しいからといって3日やそこらを目標にするのは、かしこくありません。
ヘタすれば連絡をしないで待っていたことすら、彼に気づいてもらえない可能性もあるから。
じゃあ、どれくらいなのか…自分の気持ち、彼の気持ちを確かめるためにも2週間から1ヶ月くらいを目安にしましょう。
2. 前半戦は自分と向きあう時間
ごちそうを目の前に「待て!」といわれた犬を想像してみてください。
ガマンしながら、じっとごちそうを見つめていませんか?
おそらくあなたは、その犬と同じ状況になることでしょう。
ごちそうがスマホに変わっただけ。ヘタすれば彼との過去のLINEをさかのぼって眺めちゃった、なんてこともあるかも…
それでは何も変わらないし、苦しいですよね。
今はスマホを眺めていてはダメ!
自分が1年後、5年後、10年後、どんな人生を歩みたいのか、どんな恋愛をしていたいのかを考えてみてください。
待つ期間と同じで、ゴールを決めることはとても重要です。
ゴールがないまま、ただ歩いても迷子になるだけ。
ゴールさえ決めればそれに向かって歩きだすことも、歩く道順だって見えてくるものです。
すると彼との正しい付き合い方も見えてくると思います。
もしかしたら、ここで彼との不倫解消を考える人もいるかもしれませんね。
その場合はこのまま連絡をせず、自然消滅させることをおすすめします。
彼との恋愛を良好に継続したい、という思いが膨らんだ人は次のステップにうつりましょう。
3. 後半戦は相手の様子をうかがう時間
自分をしっかりと理解し、迷いがなくなったところで、目線を彼にうつしましょう。
おそらくこの頃に、あなたからの連絡が来ていないことに彼がやっと気がつき始めます。
カンがいい人は、探りをいれるために「元気ー?」「なんかあった?」と様子をうかがう連絡をしてくるかもしれません。
するとあなたは、ひさしぶりの彼からの連絡が嬉しくて、すぐ返信したくなっちゃうはず!
でも、そこで今まで通り返してしまっているようでは、せっかくの努力が水のあわになります。
スマホを置いて、心を落ち着かせてから「元気だよ!」「何もないよー。」とサラッと答えましょう。
ポイントは語りすぎず、冷たくしすぎないこと。
彼から連絡がなかったことすら気にしていない様子のあなたに、彼は悩み始めることでしょう。
それから、彼からちょこちょこと連絡が来ることが増えてきます。
それでも“サラッと返信”を心がけてください!すると彼に変化が現れます。
「もしかして、このまま捨てられるのか…」「他に好きな人でもできたか?」「俺、やっぱりあいつのこと好きだ。」と考えるのです。
そしてついに、付き合い始めたあのころのように、こまめに連絡が来るようになります。
4. もう二度と”連絡しない彼”に戻らせないために
「彼からの連絡が増えて一安心。全部元通り!」と思っているあなた。
せっかく彼からまた連絡が来るようになっても、いままでと同じように連絡をしていては同じことの繰り返しです。
頑張った期間がまるでなかったかのように、また彼から返事が来なくなってしまったら悲しいですよね?
そうならないためには、今回身につけた”サラッと返信”を継続することがポイント。
追いかけ続けないと、どこか行ってしまいそうで危なっかしいあなたを演出してください!
それが彼を二度と”連絡しない彼”に戻らせない秘訣です。
・期限を決める
・自分のことをしっかりと考える
・彼への返信は”サラッと返信”
・もう昔の自分に戻らない
返信しやすいメッセージを送ろう
待っても待っても彼からの返信はないまま、目標にしていた期限をすぎてしまった…というあなた。
「彼ともう一度いい関係になりたい!」と思っているならば、さいごの連絡として彼が返しやすいメッセージを1通送ってみましょう。
彼が連絡をしてこないのは、もしかしたらあなたの送るメッセージに問題があったからかも。
どう返せばいいかを考えているうちに返信し損ねている場合もあるからです。
必要な連絡、彼の趣味や好きなものに関連すること、二人の共通の話題など彼が思わず返したくなる内容を見つけてください!
・さいごの連絡は返しやすい1通
・彼の気持ちになって、思わず返したくなるメッセージを送ろう
黙って身を引いて、新しい人生を歩んでいこう
彼が返したくなるようなメッセージを送って、既読がついた。
それでも音沙汰がないならば、もう彼が戻ってくる可能性はほとんどないかもしれません。
未読ではなく既読になっても返信がないということは、彼が強い意志をもってあなたに連絡をするのをやめている証ともいえるからです。
ここまでして脈ナシと分かれば、きっぱり諦めるのが正解。
これ以上すがりついても、あなたが傷つくだけです。
そうはいっても、好きな気持ちはなかなかなくならないもの。
ましてや、ここまでの努力が報われないままでは悲しいと思うのは当然です。
しかし、彼に気持ちがないということは、追いかければフラれる可能性があるということ。
フラれるくらいなら自分から身を引いたほうがダメージが少ないですよね。
あなたが傷つかないためにも黙って身を引くのがオススメです。
それでももし、「どうしても彼を好きな気持ちを忘れられないから諦められない!」という場合は、
しかし実は、不倫においては自然消滅が理想のさいごだといえるんです。
離れかけた不倫男をつなぎとめても、結局は”都合のいい女”認定。
大手を振って恋人関係を楽しめない相手にすがっても、ムダな月日を費やすだけです。
それに、あなたに未練こそあれど、唯一のトラブルがない別れ方が自然消滅なんです。
・あまりにも連絡が来ないのは脈ナシのサイン
・不倫においては、自然消滅が一番トラブルのない理想の別れ方
不倫相手なんてこっちから捨てちゃおう!
「ただ身を引くなんて私にはできない!」というあなたには彼を捨てる権利があります。
諦めるのはなんだか負けたような気がしますよね?
また、自分次第でいくらでも戻れる環境はあまり良くありません。
見込みがなく、リスクしかない関係でイニシアティブを取られているようではずーっと不幸のまま。
不倫という不安定な関係性だからこそ、優位に立ったほうがいいのです。
その、最終手段はフラれる前にフッてやること。
それだけで気持ちがだいぶ穏やかになることでしょう。
・不倫は不安定な関係だから、優位に立ったほうが得
・フラれる前にフッてしまおう
絶対にやってはいけないNG行動
連絡しない彼への正しい対処法がわかったところで、ついやってしまうけれど絶対にやってはいけないNG行動をおさえておきましょう。
感情的に思いをぶつける
なぜ連絡をくれないのか、と考えているうちにいろいろな気持ちがわいてきますよね。
「私はこんなに彼のこと考えているのに…」と悲観的になったり、「スタンプひとつでもいいから返してよ!」とイライラしたり…
そう思うのは仕方ないこと。
でも、それを感情的に彼にぶつけても、なにも解決しません。
それどころか彼との関係は悪くなる一方でしょう。
関係が悪くなれば、感情的になったことをあなたは後悔するはずです。
まるでストーカー!?なしつこい連絡
彼との連絡において『数撃ちゃ当たる』ということは決してありません。
「連絡をくれないから…」とか「話したいことがたくさんあるから…」と一方的にメッセージを送りつける個別Twitterのような状況、逆の立場だったらどう思いますか?
「めんどくさい」「しつこい」と嫌気がさしますよね。
つまり、やられている彼はあなたのことを煙たがっているかもしれません。
ただでさえ彼は、何か理由があって連絡をしてきていません。
それなのに、追い打ちをかけるようにめんどくさいと感じてしまえば、より彼からの連絡は遠のきます。
もしかしたら、「ちょっと忙しかっただけなのに、山のような通知が来ていたから、うんざりした。」ということにもなりかねないのです。
ついついやってしまいがちな恋のかけ引き
“相手の気をひく=かけ引き”とすぐ思いつくかもしれませんが、これは非常に危険!
付き合うまでのかけ引きとは違って、関係が悪くなっているときのかけ引きは、更に悪化させる原因になることもあるんです。
とくに不倫は不安定な関係性。
「男の人と遊んだよ。」「他に気になる人できたかも〜!」と男性の存在を匂わせれば、「じゃあそっちと付き合えば?」と彼が去っていってしまうことも容易に考えられます。
それでは本末転倒ですよね。
彼の気を引こうとしたかけ引きが原因で別れてしまった、という不倫カップルは実は意外と多いのです。
意地っぱりひとり耐久レース
「そっちがその気ならこっちだって…!」と敵意むき出しで鼻息を荒げてはダメ。
・連絡をしてこないあなたの様子をうかがってきた彼に、きつく当たってフラれてしまう。
・見えない敵との耐久レースでストレスがたまる。
このように、空回りはありとあらゆる問題を引き起こす危険があります。
ひとりで勝手に始めたレースは対戦相手もいなければ観客もいない。
審判だっていないから結局勝敗も決まらないし、ゴールすらないからやめるにやめられない、なんてことも…
彼からの連絡頻度が少なくなった理由
連絡しない彼への正しい対応方法がわかりました。
しかし、どうして彼は連絡をくれなくなってしまったのでしょうか。
はじめからあまり連絡をくれない人だったらまだしも、あきらかに最近レスが悪くなったのには理由があるはず。
続いては、変わってしまった彼の男性心理について考えてみましょう。
二人の関係が安定したと思っている
男性は女性の半分以下しかメールやLINEをしないといいます。
そもそも、男性と女性でメールやLINEに対する考え方が違うことを知っていますか?
私たち女性はつい、連絡をくれることが”愛の証”だと思いがちです。
連絡をくれればくれるほど愛されていると感じますよね?
しかし、男性はちがいます。
メールやLINEは、あくまでも連絡手段。
目的のない連絡はあまり得意ではないのです。
では、出会って付き合いはじめたころは、なぜあんなにも連絡がきていたのでしょうか。
実は彼があなたの気をひくために、頑張っていただけなんです。
不倫は、本来許されない恋。
ましてや既婚男性が独身女性と付き合うためには、男性はそうとうな努力をしなければいけません。
あの手この手で気をひいて、やっと手に入れたあなた。
その不安定な関係性を保ちつづけるために、彼は苦手な連絡を頑張ります。
ですが、時がたつにつれて、あなたを手に入れた、と思いはじめるのです。
すると一気に気を許します。
そうなれば、どうでしょう?
本来の姿である”あまり連絡をしない彼”が出現するのです。
俗にいう「釣った魚に餌を与えない」とはこのことですね!
そんな彼は、あなたのことを愛しているからこそ、直接会って話し、愛し合いたいと思っていることでしょう。
メールやLINEをするのにつかれた、めんどくさい
先ほどいったとおり、男性は連絡を重視していないんです。
そんななかでも、メッセージの頻度であなたが愛をはかっていることを彼は知っています。
だから、なるべく返そう、と努力をしてきました。
しかし、その努力も続けるのはなかなか大変。
ついには、「返事を返すのがめんどくさい。」とつかれてしまったのです。
気づきましたよね?
彼はあなたのことが好きだから努力をしました。
今度はあなたが努力をする番ではありませんか?
彼のペースで、彼の負担にならないメッセージを心がけてみてください。
「私ばっかり…」と感じていた今までがウソのようにメッセージのラリーが続くと思いますよ!
もう一つの可能性として、「仕事が忙しいから、つかれて返信できない。」という理由が考えられます。
いま「そんなあからさまな言い訳…」と鼻で笑いましたか?
それが意外と言い訳ではないことがあるんです。
男女で連絡に対する考え方が違ったように、脳の構造も異なります。
私たち女性は、一度にたくさんのことを考えることができますよね?
家事をしながら次のデートのことを考えたり、仕事をしながら夕食のことを考えたり…それは脳に家事も仕事も恋愛も、すべて詰まっているからなんです。
しかし、男性は一度に一つのことしか考えられません。
仕事のことを考えている間は、仕事のことで頭いっぱい。
あなたのことを考えるのを一旦おやすみしているんです。
そんなときにあなたから連絡がきても、「仕事してるから後回し。」と放置されてしまう確率が上がります。
バレたときのためにも受け身でいたい
もし、奥さんに不倫がバレてしまったら彼は奥さんにこう取りつくろうかもしれません。
「向こうから誘われただけで、その気はなかったんだ。」
すると奥さんはその証拠としてメッセージのやりとりをみて判断することになります。
そこで主にあなたから連絡が来ていれば、彼の言い分は正しいことになるのです。
そうして奥さんの怒りの矛先をあなたに向かせ、彼自身の罪を軽くしようと予防線をはっているのです。
もう愛がさめた
そもそも、こまめな連絡は女性を振り向かせるために行います。
つまり、好意のない女性には連絡をしないのが男性心理。
連絡をくれていたうちは、たしかにあなたに好意を抱き、振り向かせようとしていました。
でも、その気持ちがなくなったいま、彼があなたに連絡をする理由がなくなってしまったのです。
考えたくはないですが、もしかしたら他に気になる女性が現れたのかもしれません。
正直このまま別れたい
そしてこれは一番ひきょうな男性心理。
奥さんにバレたり、子どものために改心したり…とにかく不倫を解消したいと思っている場合です。
家庭をかえりみず、あなたと育んだ愛。
しかし、その関係も期限が切れた。
「次の不倫相手を見つけた」「やっぱり家庭が大事で不倫から足を洗おうと思う…」などその理由は様々あれど、彼は別れを決意します。
しかし彼は、既婚者にも関わらず恋人になってくれたという負い目から、あなたに決定的な別れの言葉を告げられずに悩みます。
あわよくばフラれたいとすら考えるのです。
そんな彼は連絡がとれなくなれば、自然とあなたが自分のことを諦めるかもしれない、と連絡を減らし、ついには未読スルーすらもしてしまうのです。
この記事をシェア&LIKE
ECRII編集部 高橋
25歳年上のバツイチ子持ち彼氏、単身赴任の上司との不倫同棲、など大きな声で言えない恋愛を乗り越え、同窓会で再会した同級生と昨年結婚。愛する夫とともに愛犬を愛でる日々を送る。自身の経験から、様々な形の恋愛に悩める人々に寄り添い応援したい、という思いを抱え、ECRIIを立ち上げる。