不倫をするつもりはなくても、そのきっかけとなる場面はたくさん潜んでいます。例えば習い事や同窓会、親せきや友人の結婚式など……。さらにかつての恋人と連絡を取ったときなど、既婚年齢の男女が接する機会は意外に多く、不倫関係に至ることは誰でもありえます。プライベートで出会い、不倫関係になった人の話を4つご紹介します。
「かつて告白してくれた彼と同窓会で再会。彼があまりに素敵になっていて…」
夫に何の不満はなく、家族と幸せに暮らしている主婦でも不倫をすることがあります。そのきっかけのひとつとして同窓会があるようです。Jさんは月に1回、夫とは別の男性と不倫をしているのですが、そのきっかけは同窓会での同級生との再会でした。
Jさんはその男性に高校生のときに告白されたそうですが、当時はお付き合いに至りませんでした。しかし、同窓会で再開したときにその男性は社会的ステータスも高く、魅力的な男性へとなっていたそうで、心ときめいたと言います。
恥じらう年でもないので、昔話や今の生活の話に花を咲かせているともっと一緒にいたいという気持ちが募り、内緒で会うようになったそうです。毎月会うのを楽しみにしていると話す彼女はこの恋を満喫しているようでした。幸せな結婚生活を送っているJさんは家庭を捨てるつもりは全くなく、男性ともデートを楽しんでいるだけで深入りするつもりはないそう。若いときにはできなかった落ち着いた大人の恋をしているだけだと話します。
同窓会はもともと知り合いである男女の集まりなので、親密な関係になるのも早いということでしょうか。若かりしときの恋を思い出すかのように、Jさんは楽しそうに男性の話をします。割り切った大人な関係だからこそ不倫を楽しめるのかもしれません。
「結婚式の2次会は高揚感に包まれがち。それに、隣の席の彼女はとてつもなく美しかったんです」
結婚式では2次会で知らない男女同士が隣の席に座るということがあります。Uさんは2次会で隣の席に座った人妻に一目で惹かれたそうです。
独特の色気とセクシーなドレスを身にまとったその女性は、Uさんと話をしているときに自ら連絡先を教えてくれました。人妻であろうがこの機会を逃すわけにはいかないとばかりにUさんはすぐに連絡を取り、不倫の恋へと踏み出しました。
結婚式では男女がおめかしをしていきます。キレイに着飾った姿に惹かれるのは当然のことかもしれません。女性のほうにその気あったら、不倫であっても男性と結びつきやすい場であると言えます。
加えて結婚式では新婦と新郎の友人や同僚など多くの人が呼ばれるので、見知らぬ男女が出会いやすい場所でもあります。イベントも用意されていて会話のきっかけもできやすく、席も近いのでそれだけでも心がときめくシチュエーションがあります。
既婚者でも結婚式という日常とは違う空間で異性と接することにより、恋をしてしまう可能性は十分にあります。今はメールや電話など、出会った後にも連絡を取ることが簡単なので、たとえ結婚式で初対面の男女でもその後会うことが可能です。そういった点も不倫が起きやすい要因なのかもしれません。
「今だからわかる居心地の良さ。元カレだからこそ、罪悪感や気後れなんて一切ナシ!」
不倫のよくあるパターンとして、元恋人と連絡を取り合っているうちに関係を持つようになるということがあります。もともと男女の関係だった人と、気持ちが再びつながりあうのは容易です。
Eさんは元恋人とダブル不倫しているのですが、お互い割り切った関係だと言います。恋人だった時代とはまた違う、気心の知れた仲としてセックスなどを楽しんでいるようです。
もともと元恋人とは自然消滅で、気持ちを残したままお別れしたEさん。結婚して落ち着き、家事と育児の平穏な生活に退屈と孤独を感じて軽い気持ちで元恋人に連絡を取ったのがきっかけでした。
連絡を取るのに気後れは一切なかったと言います。そのときは不倫をするつもりは全くなく、ただ本当に今どうしているのか知りたかっただけだそうです。久々に会い話をしているうちにホテルで待ち合わせをする仲になりました。
一からはじめる恋よりも、元恋人であれば出会うきっかけや関係を持つタイミングが簡単に得やすいと言えます。不倫という通常の恋ではなくても元恋人なら自然に再熱しやすいのかもしれません。
「やっぱり自然と体に目がいくジムってダメですね。彼を好きになるのは時間の問題でした」
習い事をしている場合も不倫をするきっかけとなるシチュエーションが用意されています。相手が運動をしているかっこいい姿を見たときや、身体が触れ合う場面では特に恋に落ちやすいようです。
スポーツジムのインストラクターと不倫関係になったCさんの例を見ると、習い事がいかに不倫しやすいかどうかが分かります。Cさんの担当となったインストラクターは思いのほか若い男性でした。初めはその若さと肉体美のために顔もまともに見ることができなかったとCさんは言います。
スポーツジムが初めてだったCさんに、インストラクターの男性は手取り足取り教えてくれたそうです。身体が触れ合う機会もしばしばあり、それだけでドキドキ感が止まりません。Cさんのあからさまな好意の表れは、インストラクターの男性にも伝わっていたようです。
Cさんはちょうど夫との不仲に悩んでいるときだったので、余計にその男性に惹かれたのかもしれません。スポーツジムで世間話をしているうちに家庭の悩みや仕事の悩みも話すようになり、もっと話がしたい思い切ってCさんのほうから食事に誘ったそうです。
全く立場が違い普段は出会うことのない男女でも、特に身体の触れ合う機会の多い習い事だと恋に落ちることもあります。
結婚して落ち着いてきた年齢だからこそ、異性と触れ合う場面に出くわす機会が多いということがお分かりいただけたでしょうか。たとえ自分が習い事をしなくても子どもの習い事には付き合わなければいけませんし、結婚式も立場上出席しなければいけないことでしょう。そこに惹かれる異性がいたら自然と結びついてしまうのも無理のないことかもしれませんね。
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ECRII編集部 高橋
25歳年上のバツイチ子持ち彼氏、単身赴任の上司との不倫同棲、など大きな声で言えない恋愛を乗り越え、同窓会で再会した同級生と昨年結婚。愛する夫とともに愛犬を愛でる日々を送る。自身の経験から、様々な形の恋愛に悩める人々に寄り添い応援したい、という思いを抱え、ECRIIを立ち上げる。