婚外ライフで本当の幸せを得られる? 事実婚のメリット・デメリット

2018.7.16
ジーンズの男女がJUMP

男女が付き合いはじめたあと、その次のステップが結婚です。これは、日本人の私たちが遠い昔から常識として受け入れてきた事実であるといえます。もちろん、日本だけの話ではありません。世界各国の女性は誰しもがすてきなパートナーとの結婚を望んでいるといっても過言ではないでしょう。

しかし、その常識としていたことが、本当に必要なのだろうかと考える男女が増えています。今回は女性の幸せに結婚という形式は本当に必要なのか、婚外ライフの幸せとは、ということについて探っていきます。

海外では婚外カップルは多い?

最近のヨーロッパ各国では離婚率が50%以上を超えています。ヨーロッパだけではなく、世界中の国々でも離婚を簡単にしてしまうカップルが増えているというのが事実です。幸せな結婚をして、これからずっと一緒に生きていこうとカップルで誓いをたてたとしても、簡単にその誓いが破られているということです。

むしろ海外では結婚という形をとることにメリットを感じないというカップルが一般的になっています。近年では女性が男性同様に働いて収入を得ているため、結婚をして家庭に入る必要がなくなっていること、また国からの婚外カップルに対する社会的支援も手厚くなっているため、結婚にこだわる必要がなくなっているといったことなどが主な理由とされています。

また、人気のハリウッドスターでも婚外カップルとして一生を貫くカップルが珍しくなくなっています。そして、お互いの子どもができたとしても、結婚に縛られることなく婚外カップルとして長く一緒に過ごしているスターたちが一般的となってきているのです。

このような背景から、海外では結婚という形式にこだわらず、事実婚という名のもと、一緒に生計を立てている婚外カップルが増えています。

日本も事実婚が、認められる傾向に!

最近、婚外カップルは日本においてもメディアなどで「事実婚」として取り上げられることが増え、社会的にも徐々に知られるようになりました。一部の法律では、婚姻届を出している法律婚のカップルと同じ権利、または義務を有するようになってきています。

日本での事実婚となる背景は人によってさまざまで「お互いに対等で自由な関係でいたい」や「両家のしきたりや家族関係にしばられたくない」「相手の家庭の事情などからやむを得ず」「夫婦同姓ではなく夫婦別性にしたい 」といった理由から、事実婚として結婚しないという選択肢が増えているようです。

事実、世帯主が会社員や公務員をしている場合、年収130万円未満であれば事実婚パートナーでも、国民年金の第三号被保険者や健康保険の被扶養者になることができます。
生計を維持していた人が年金加入者で、一緒に生活をしていた事実を示すことができれば、事実婚のパートナーでも遺族年金を受け取ることができるのです。

その他にも事実婚を証明できるような同一の住民票や、証明する公正証書があれば、健康保険への配偶者加入、死亡保険の受取人、企業の配偶者手当、金融機関のローン、クレジットカードの家族会員、携帯電話会社のファミリー割引、自動車保険の家族割引などでも対応してくれる企業が多くなっています。

婚外ライフのメリット・デメリット

では婚外ライフのメリット・デメリットについて考えてみましょう。
婚外ライフのメリットは、何といってもお互いが精神的に自由でいられることです。夫婦別姓でいられるので、特に女性はありのままの自分でいられるように感じるでしょう。

また、結婚に付きまとう両家の家制度や集まりなどの関係性にとらわれることがありません。そして別れた場合に離婚歴がつくこともなく、や法律でもめる心配もないでしょう。

婚外ライフのデメリットは子どもができた場合、子どもにとって不利益となることが少なくないからです。事実婚とした上で子どもが誕生した場合、出生届を出すと親権者は母親になります。そしてもちろん子どもの姓は母親の姓となります。その子どもが大きくなったときに周りが家族としての姓を持っているのに、自分はそうではないことに疑問や不満をもつことがあるでしょう。

また自分の両親が結婚をしていないため、家族の世間体を気にするようになることや結婚式を見せてあげられず親孝行ができてないのではないかと引け目を感じることもあるようです。

高齢の夫婦が自転車で楽しんでいる

幸せって何だろう?婚外でも幸せな関係とは

周りが結婚していくのが当然ともいえる社会で、自分は婚外カップルとしてこのままでいいのかと考えてしまうことがあるでしょう。パートナーとお互いに信頼し、愛し合っているのであれば、形にこだわる必要はないはずと、何度も自分に言い聞かせては落ち込んだりすることもあるかもしれません。

結婚は自分が求めているものなのか、結婚することによって相手ともっと幸せになれるのかということを考えてみる必要があるといえます。

人によっては結婚願望を持って結婚したのに、最終的にお互いが嫌になって別れてしまうこともあります。しかし、それは女性が求めていた本来の結婚の形ではありません。幸せというものに形はありません。ないのであれば結婚という形にとらわれずに婚外カップルとして堂々と幸せだと感じるままにその関係を続けていけるでしょう。

婚外カップルである相手との関係性や自分の将来を悲観する必要はありません。最近となっては、事実婚はネガティブな印象はむしろなく新しい時代の象徴として新鮮ささえ感じるようにもなっています。

ECRII編集部 利根川

ECRII編集部 利根川

大学では心理学を専攻、卒業後、某出版社勤務を経て現職。趣味は人間観察。一見、色香豊かな女っぽい容姿にも関わらず、男性・女性に偏らないフラットな物事の見方や男女問題にまつわる過去の取材、手掛けた記事といった膨大なデータから導き出す的確なアドバイスに、男女を問わず周囲からの恋愛相談が耐えない。将来の夢は『猫たちと平穏に暮らす石田ゆり子』になること。

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