恋愛だって学びは必要!恋愛上級者になるための自己啓発本4選

2018.3.3
両手で開いた本を持っている女性の手元

不倫とは、つまり既婚者との恋。半ば遊び感覚で不倫の恋をしている人もいるかもしれませんが、ほとんどは好きになった人に、たまたま家族がいたという切ない恋でしょう。

一人時間の多い恋愛だからこそ、切なさやさみしさに翻弄されるより、一人時間に学びを深めてみるのはいかがでしょうか。

『ベスト・パートナーになるために―男と女が知っておくべき「分かち愛」のルール 男は火星から、女は金星からやってきた』ジョン・グレイ著

アメリカの心理学者、ジョン・グレイが、男女関係の専門家として男と女がベスト・パートナーになるために知っておくべきことを書いています。90年代に世界的ベストセラーとなった本です。

「男性と女性は違う星からやってきている」ということをテーマに、男性と女性の特性について、様々な視点から解説していきます。具体的なシチュエーションがたくさん描かれていて、とてもわかりやすい内容になっています。自分の経験と重なる部分も多いので、「あるある」「わかるわかる」とうなずきながら読めること間違いなしです。

今の恋愛を長続きさせたいのなら、男性の特性をよく理解し、うまく付き合い居心地のいい恋愛に導いていくことも大切です。理解しきれていない夫婦関係しか築けなかった夫婦の場合、男性も女性も不倫の恋に癒しを求めやすくなってしまうのかもしれません。
男性の気持ちを理解し、少しでも彼と上手に関係を保ち、会っている時間を楽しくするためにも、この本はおすすめです。男性に同じ書籍を勧めるのも良いでしょう。互いに「分かち愛」を実践していきましょう。

『なぜ彼は本気で恋愛してくれないのか』ハーブ・ゴールドバーグ著

恋愛上級者になるために女性にできることは、男性の気持ちをよく理解することです。この本は、アメリカの精神分析医のハーブ・ゴールドバーグが男性心理を詳しく解説してくれています。
そして、そんな男性に対して、女性がどのように立ち回れば2人の関係がうまくいくかもわかりやすく書かれています。恋する彼の心をよく知り、恋愛上手になるためにもってこいの一冊です。

この本に出てくる男性の例は、より男性的で幼児性や攻撃性の活発なタイプの男性に偏っている面もあるようです。女性の気持ちを気遣えるよくできた彼と付き合っている女性には、あまり関係がないかもしれませんが、気遣い上手の彼の根底にも、実は男性特有のわがままな一面が隠れている可能性もないとはいいきれません。もしかしたら…と思う人も、ぜひ読んでみることをおすすめします。できすぎた彼のわがままな一面まで引き出すことができたら、より深く彼とかかわりあい、素敵な恋愛ができるかもしれません。

帽子のつばを持ちながら笑顔で微笑みかけてくる女性

『本物の恋は“見た目”が1割―あなたのままで「大好きな彼」から愛される方法』羽林由鶴著

103kgでバツイチ子持ちの著者が、東大卒13歳年下の男性と出会い、結婚したという婚活成功者です。そんな彼女が自身の経験をもとに書いた、愛され女子の秘密に迫った本です。
「自分らしく」をモットーに、実体験に即した実践しやすいアドバイス満載のこの本は、理想論だけにとどまらず、わかりやすく具体的に共感と感動を呼びます。
美人なだけの女性より、外見に恵まれていなくても楽しくて一緒にいたくなる女性のほうが、確実にモテます。ルックスに優れた女性よりも一般的な容姿の女性がモテるのには、そんな理由があります。

では、どうすれば楽しくて一緒にいたくなる女性になれるのでしょうか。その秘密が具体例をあげながら書いてあります。駆け引きしたり自分をよく見せたりする前に、素直な自分のままでいて、そんな自分を好きになってもらうことこそ、本物の愛に近づける方法かもしれません。
本物の愛を手に入れるための恋愛と人生の指南書として、読んだ人のバイブルになる一冊。不倫の恋だからこそ本物の愛に昇華させたい人も、不倫の恋に疲れた人も、ぜひ手に取って読んでみてください。

『大好きな彼に絶対愛される!掟やぶりのLINE術』広中裕介著

アメーバブログの恋愛ジャンル1位の公式ブロガーである著者が、恋愛と人生がうまくいくためのLINEの使い方を指南します。著者は独自の恋愛観で、女性の恋愛相談に的確に応えるアドバイスを展開します。それが支持を受け、口コミで評判になりました。
不倫の恋になくてはならないものといったら、やはりスマホ、そしてLINEです。会えない時間が長い恋は、相手との繋がりがLINE頼みになってしまう傾向もあるでしょう。LINEがなかなかこないことが気がかりで、仕事も手につかない、そんな状況に陥ることもあるのではないでしょうか。

LINE待ちのスマホを片手に、長い夜を過ごしたことのある方にこそ読んで欲しい一冊。
連絡手段として欠かせないLINEは、恋のツールとしても上手に使いたいものです。思わず返信したくなるようなメッセージを繰り出すことができたら、既読スルーに悩むことなく、LINEのラリーもより楽しくなるのはずです。恋の箸休めとして、彼と会えない休日の読書にも最適です。

 

本を読むことは、女性の内面を磨くことでもあります。
よい恋愛をしたいのなら、外見と共に中身も磨いていきましょう。今回は「どうせ読むなら実践的な本を読みたい」という人に、おすすめの書籍をご紹介しました。ぜひ、現実の恋愛に活かしてみましょう。

ECRII編集部 荻野

ECRII編集部 荻野

年齢非公表の男性編集者。かつては小説家志望で、恋愛小説をもって、とある文学賞へ応募した過去あり。エビデンスに基づいた恋愛心理の分析や統計的にみた恋愛パターンなど、形のない恋愛だからこそ、もっと科学的、学術的に恋愛を掘り下げてみたいと密かに思案中。その一方で、著名人の恋愛報道や不倫スキャンダルなど、刹那的な恋愛時事ニュースも大好物という一面も。

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