パパだって恋したい!?シングルファザーの恋活とは。

2018.6.28
父と息子が土手を歩いている

シングルファザーになるきっかけは人それぞれですが、望んでいないにもかかわらずシングルファザーにならざるを得なかったという方も少なくありません。そのようなシングルファザーがより安定した生活をするためには、何らかのアクションが必要。恋活をしているパパも少なからず存在するようなのです。

二段ベッドに腰掛ける男女の子供の足

人気ドラマ「マルモのおきて」もシングルファザーだった

2011年に放送され、その後スペシャル版なども制作されたドラマ「マルモのおきて」は、双子の実の父親と育ての親がシングルファザーという設定でした。このドラマでは、シングルファザーであった実の父親を亡くした双子が、父親の友人に引き取られたところから始まり、設定とは裏腹な温かみを感じさせる作風が好評を博しました。

しかしながら、その一方でシングルファザーとして子どもを育てながら生計を立てる現実の難しさをこのドラマを通して感じた方も少なくないでしょう。実際シングルファザーとして子育てをしている方は多く、また、ドラマのように温かみのある家庭を築いていくのは簡単ではないため、現実とドラマの間には大きな違いがあるのも事実です。

現実のシングルファザーは当然子育てや仕事で多忙を極めるため、ドラマのようにプライベートで女性と交流することも簡単ではありません。そのため、再婚相手を探すのも簡単ではなく、一度シングルファザーになってしまうとそこから抜け出すのは難しいという認識もしなければならないでしょう。

男性が包丁で野菜を切っている手元

事実、シングルは増えているのか?

「シングルファザー」という言葉を頻繁に耳にするようになったのはここ数年の出来事のように思われます。そのため、シングルファザー自体もここ数年で増加したというイメージがありますが、実際のところはどうなのでしょうか。

平成28年度に厚生労働省が実施した「全国ひとり親世帯等調査」では、全国の父子世帯数は18.7万世帯でした。これに対し、同様に平成23年に厚生労働省が実施した調査では、全国の父子世帯数は22.3万世帯という結果が報告されており、5年の間に3.6万世帯減少したことが分かります。また、同調査では、平成28年度の母子世帯数は123.2万世帯なのに対し、平成23年度は123.8万世帯だったという結果も報告されていることから、シングルファザー、シングルマザー共にその実数は減少しているのが分かります。

この原因のひとつとしては、生活の安定を目指し、子育てと仕事の両立で多忙を極める中でも再婚相手を探すシングルの方が増えている理由が挙げられるでしょう。

食パンにマスタードで悲しい顔が描かれている

社会構造が変化しても、変わらない私たちの意識

昨今では「シングル世帯」に対する社会構造そのものにおける理解は深まっており、そのことは「ひとり親家庭等小児医療費助成制度」や「児童扶養手当」などの経済面での支援や、NPO法人による「ひとり親家庭生活支援事業」などにも見て取ることができます。そのため、かつてに比べればシングル世帯の負担を軽減するための社会全体での取り組みは充実しているといえるでしょう。

その一方で、日本では古くから離婚などを理由とするシングル世帯に対する目は冷たく、親も子も自身の家庭がシングル世帯である事実を隠しているということが少なくありませんでした。また、中には死別などを理由にシングル世帯とならざるを得なくなってしまった人に対しても、冷たい目線を注ぐ人は存在し、シングル世帯であるというだけで肩身の狭い思いをしなければならないことも少なくありませんでした。

このようなシングル世帯に対して「自己責任」というレッテルを張ろうとする意識は現代においても根強く残っており、そのような意識の不変性は改善されつつある社会構造とは不釣り合いといわざるを得ないでしょう。

シングルファザーにこそ、恋活を!

このようにシングル世帯に対する偏見は現代においても根強く残っており、いくら社会構造が変革されたとしても、シングルファザーやその子どもは肩身の狭い思いをしなければならないかもしれません。そのため、そのような状況から脱却するためにも、シングルファザーこそ恋活をし、恋愛相手、再婚相手を探すべきであるといえます。

シングルファザーの恋活においては、同様の境遇にいるシングルマザーを対象に相手を探しているという方も多いようです。シングルマザーは経済面や精神面で同じような悩みを抱えているケースが多いため、生活の安定や社会的立場の向上を目的とした再婚の重要性を痛感している場合が多く、同じ悩みを共有できるという意味でもよいパートナーを得られるのです、

また、昨今ではシングルファザーとシングルマザー限定の恋活サイトなども登場しており、希望の条件に合った相手を探すのも可能です。特に条件に合った相手を紹介してくれる恋活サイトなどの場合、仕事や子育てと並行して恋活も行えるため、限られた時間を有効活用することもできます。

 ひとり親を支援する社会制度は徐々に整備されてきており、経済的な面での負担は軽減することが可能です。しかしながら、気持ちの面での負担は日本人全体の意識が変わらない限り軽減されることは難しいでしょう。新たなパートナーを見つけ、精神面でも安定を実感できる生活を送るためにも、子育てや仕事と並行してでも、恋活を行う価値は十分にあると言えそうです!

ECRII編集部 荻野

ECRII編集部 荻野

年齢非公表の男性編集者。かつては小説家志望で、恋愛小説をもって、とある文学賞へ応募した過去あり。エビデンスに基づいた恋愛心理の分析や統計的にみた恋愛パターンなど、形のない恋愛だからこそ、もっと科学的、学術的に恋愛を掘り下げてみたいと密かに思案中。その一方で、著名人の恋愛報道や不倫スキャンダルなど、刹那的な恋愛時事ニュースも大好物という一面も。

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