好きな人とのはじめてのセックス。恋愛の中でも最も盛り上がる瞬間でしょう。でも、その印象の良し悪しで、今後の付き合い方が変わるかもしれない怖い瞬間でもあります。実際、ベッドでの一件で別れに至ることも少なくはありません。どういったことに気を付けていたらいいでしょうか。
まずは告白と誘い方、そして場所選び
不倫の恋であれば誘い方はかなり考えた方がいいでしょう。リスクのある恋ですから、ストレートに「好きです」などというやり方は相手も警戒してしまいます。
誘い方は“かわいらしく”を心がけましょう。例えば、「鉢植えを新しく買った」という話題から、それを見にこない?という話の持って行き方もありです。
「安くておいしい居酒屋がある」など、気軽な誘い方も相手が乗りやすいでしょう。
また、なにかの相談に乗ってもらう、というのもいい手です。なにか悩み事があると匂わせれば、断る男性はあまりいないと思います。
場所ですが、もちろん、会社の同僚や家族に見られない店なり場所なりを選んだ方がいいでしょう。お互いに土地勘もあまりないような街のカジュアルな居酒屋などがオススメです。
まわりにホテルがたくさんあるような街だと逆に警戒されてしまいますから、事前にロケハンしておくことも大事です。
時間も相手が既婚者である場合、家族にあらかじめ言わなければならないような夜遅くは避けた方がいいでしょう。仕事が終わってからの数時間か、あるいは昼休みを利用するなどに誘ってみましょう。
攻めすぎず、でも特別感のある身だしなみ
もちろん“清潔”というのは常識です。でも特別セクシーな下着というのは、最初からその目的があったのかと相手によっては興ざめなので、よく考えてから下着を選んだ方がいいでしょう。でも普段付けている下着というのも考えものです。バランスを考えましょう。
また案外、香りというのは効果的です。嗅覚というのは人間の脳のいちばん原始的なところに訴えるのだそうです。ですから、甘い思い出と共にその匂いを恋人に刷り込んでおけば、会う時にその同じ香水を付けるなどして条件反射でその気にさせることもできるかもしれません。
実際、女性のシャンプーの香りに弱い男性がたくさんいますよね。香水が苦手な男性も多いのでそこは前もってリサーチした方がいいでしょう。
有名なある女性作家は、男性とデートする時は足の指にまで香水を付けるそうです。どこを舐められても大丈夫なようにとか。
はじめての予感がする日は、もたもたせずにスマートに脱ぎやすい服でいることも大事です。または逆に一人では脱ぎ着ができないようなワンピースなどを着ていってもいいかもしれません。ワンピースの背中のファスナーを恋人に下げてもらうことで、気分が高まるということもありそうです。
阿吽の呼吸はベッドでも!初回は彼に合わせて
彼との最初のSEXであれば、ベッドでの主導権は彼に渡しましょう。いきなり女性から積極的にいくのはタブーです。彼の癖や好みを知っておくいい機会になります。感情に身を任せて、のめり込みたい気持ちは抑えて、冷静に彼を観察しましょう。この恋を大事に思うのであれば、長続きさせるために、あるいは略奪もできるほどに、彼のツボを知っておくことが重要です。
ツボさえ知っておけば、それを利用して彼をその気にさせ、その上で自分ものめり込んでいくことも可能でしょう。海外の男性はわかりませんが、どんなに若い男性でもいまだに日本の男性というものは、自分が主導権を取っていたい生き物なのです。最初のベッドで彼の満足のいく結果が得られれば、次も、となるはずです。または、冷静に彼を観察した結果、あなたの方が醒めてしまうということもあるかもしれませんね。不倫はリスクの大きい恋愛ですから、ここでしっかり彼のことを見極めておくのもいい機会かもしれません。
恋に過度な我慢は禁物です。ましてや不倫であればなおさらでしょう。冷静に観察はしても、我慢が必要な恋なら、一度で降りた方がいいこともあります。
アツいベッドの後こそ、クールな女が最高♡
セックスの後、彼を引き止めて、いつまでもベッドの中で甘えていたい気持ちはあっても、彼に家庭があるのなら、ここはすっぱりとベッドを後にした方がいいでしょう。
熱いベッドでのことはなかったかのように冷静なあなたを見て、彼はかえって燃えるかもしれません。ホテルを後にしてからもベタベタしない方がいいでしょう。そんなところを誰に見られているかわかりません。気持ちが盛り上がって油断しないように気を付けましょう。
また、彼と同じ職場であれば、セックスをする前よりも、いっそうの注意が必要となります。ふとした仕草などで同僚は二人の関係を見破ってしまいます。必要以上に避けるのも怪しまれますから、適当な距離を保ちつつ、お互いにわかるサインだけでコンタクトしあうという方がいいでしょう。
次の約束の時にも注意は必要です。いきなり距離が近くなるというのは、彼にとって重い女と思われかねません。ベッドを共にする前と同じテンションで、でもちょっとだけ近いというような距離感で接する方が無難です。重い不倫は避けたいと考えている男性の方が圧倒的に多いはずですから、関係してからも冷静に振る舞いましょう。
基本的に不倫であっても、普通の恋愛であっても、最初のセックスに対する姿勢は同じ。注意点としては、重くなりすぎないように楽しんでくださいね。気持ちが盛り上がりすぎて暴走せずに、相手の温度を確かめながら冷静に距離感をはかっていきましょう!
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ECRII編集部 利根川
大学では心理学を専攻、卒業後、某出版社勤務を経て現職。趣味は人間観察。一見、色香豊かな女っぽい容姿にも関わらず、男性・女性に偏らないフラットな物事の見方や男女問題にまつわる過去の取材、手掛けた記事といった膨大なデータから導き出す的確なアドバイスに、男女を問わず周囲からの恋愛相談が耐えない。将来の夢は『猫たちと平穏に暮らす石田ゆり子』になること。