特別な日の参考に♡セックスが美しく描かれている映画

2018.3.20
映画館の暗闇の中でキスするカップル

お互いのバースデーや記念日、クリスマスやバレンタインなど、特別な日に恋人とするセックス。スペシャルなものにしたいと思うのは誰しも同じだと思います。なにか特別感を出す演出はないかとお探しの方にオススメなのが、以下の映画。特別な日を演出するアイデアが思いつくかもしれません。

ポワゾン

Reference:YouTube

001年にヒロインボニーをアンジョリーナ・ジョリーが演じ、ヒロインの夫となるルイスをアントニオ・バンデラスが演じ、ヒットしました。ボニーへの愛を抑えきれないルイスとボニーのベッドシーンはアントニオ・バンデラスの実の奥さんが嫉妬したほどです。

舞台は1880年代のキューバ。サンチアゴでコーヒー輸出商社を共同経営する裕福な実業家ルイスのもと」に、アメリカから嫁いできたジュリア。しかし、実はジュリアはボニーという名の偽物で、美人局のビリーと組んで、ルイスの財産が目的で虚偽の結婚をしたということが明らかになります。
ルイスは私立探偵を雇い、ボニーに復讐しようと思いますが、ボニーへの想いが断ち切れないルイス。結局、ボニーを見つけても、ボニーの甘い言葉に騙されて、元の鞘に収まってしまいます。
しかし美人局のビリーは、ボニーを詐欺で警察に突き出すとルイスに言います。もみ合った結果、ルイスは謝ってビリーを撃ち殺してしまい、ボニーとルイスは逃げ隠れて暮らすようになります。しかし、それもビリーの計画で、空砲によって生きていたビリーとボニーは結託してルイスをはめたのでした。
それを知ったルイスですが、ボニーへの愛を告げ、ボニーの用意した毒入りコーヒーを飲み、そこに現れたビリーを撃ってから息絶えます。
しかし、それは全てボニーとルイスの計画で、ふたりはモロッコでいかさまギャンブラーとして暮らしていたのでした。ラストまでなんども逆転劇が起こる展開にも目が離せません。

愛人/ラマン

Reference:YouTube

1992年公開のフランスとイギリスの合作映画です。マルグリット・デュラスの自伝的小説が原作となっています。あくまで金目当てと割り切っている少女と、報われない想いで少女を買う裕福な中国人青年とのベッドシーンは切ないです。

舞台は1929年のフランス領インドシナ。主人公の少女は母と兄ふたりでベトナムに暮らしていましたが、原地の役人に母が騙され、貧しい生活を送っていました。母は長兄ばかりを可愛がっていましたが、長兄は母からもらったお金で阿片を買い、次兄に暴力をふるい、少女と次兄を苦しめていました。
そんなある日、少女はメコン川のボート乗り場で、華僑の青年に話しかけられ、ふたりは関係を持つようになります。
少女は青年と関係を持つのは、快楽とお金のためと割り切っていました。少女の母も、ふたりの関係がお金のためだと知り、容認します。しかし青年の方は徐々に少女にのめり込みはじめます。
やがて、青年の想いに応えるように、少女の気持ちにも徐々に変化がおとずれます。しかし、少女は家族と共にフランスへ帰国し、物語は終わりを迎えるのです

ピアノ・レッスン

Reference:YouTube

1993年公開のフランス、ニュージーランド、オーストラリアによる合作映画です。第46回カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞しました。人妻であるエイダと野性的なベインズとのベッドシーンはロマンチックです。情熱を失いかけた恋人とぜひ鑑賞してみてください。

ヒロイン、エイダは娘フローラとピアノと共にスコットランドから未開の地ニュージーランドに嫁ぎました。夫となったスチュアートは重いピアノを自宅に運ぶことを拒み、ピアノは海辺に置き去りに。話すことができないエイダにとってピアノはかけがいのないもので、海辺にピアノを弾きにいくエイダ。それに惹きつけられたベインズは自分の土地と交換にピアノを手に入れます。ピアノを返す代わりに、黒鍵の数だけレッスンをして欲しいと申し入れるのです。野性的なベインズを最初は嫌っているエイダですが、やがて心が傾いていきます。
秘密のレッスンを知ったスチュアートにベインズと会うことを禁じられるエイダですが、フローラの密告により、エイダはスチュアートに指を切り落とされます。それでもベインズへの想いを断ち切れないエイダの気持ちを知ったスチュアートは、ふたりに島を去るがいいと言います。その後、エイダ、ベインズ、フローラは北の街で暮らすことになるのです。

ベティ・ブルー 愛と激情の日々

Reference:YouTube

1986年のフランス映画です。バブル期に青春を迎えたアート系の若者にとって、この映画は金字塔とも言える映画でした。激情のままに愛するという姿勢が、当時の時勢にマッチしていたのでしょうね。情熱を互いにぶつけるように愛し合うベッドシーンは美しくさえあります。

海辺のコテージで気ままな一人暮らしをする中年男のゾルグは、ウェイトレスをしていた魅力的で若いベティとある日出会います。ふたりはセックスに耽る毎日を過ごしますが、ベティは喧嘩の最中に、ゾルグの書いた小説を見つけます。その小説に心奪われたベティはゾルグの小説を出版社に送るため、日夜タイプライターで原稿を清書します。
しかし、ゾルグの原稿は出版社に受け入れてもらえず、すぐ激情的になるベティは数々の問題を起こし、徐々に精神を病んでいきます。ある日、妊娠検査薬で陽性反応が出、ベティは喜びますが、病院で陰性の診断をされます。それを機にますますおかしくなっていくベティ。ベティを喜ばせようと、犯罪にも手を染めるゾルグですが、ある日ベティは自ら右目をえぐってしまい、病院に搬送されました。
そんな中、ゾルグの小説を出版するという知らせがきます。それを枕元で知らせますが、医師によってベティは既に植物のように意識のない状態に。そんなベティを、ゾルグは枕で窒息死させ、病院を後にします。

いかがですか?これらの映画のベッドシーンはどれもロマンチックで激情的です。特別な日くらい、ちょっと映画の真似をして、恋人を驚かせてあげましょう。ふたりでご紹介した映画を観るのもいいですね。ますます関係がホットなものになることうけあいです。

ECRII編集部 利根川

ECRII編集部 利根川

大学では心理学を専攻、卒業後、某出版社勤務を経て現職。趣味は人間観察。一見、色香豊かな女っぽい容姿にも関わらず、男性・女性に偏らないフラットな物事の見方や男女問題にまつわる過去の取材、手掛けた記事といった膨大なデータから導き出す的確なアドバイスに、男女を問わず周囲からの恋愛相談が耐えない。将来の夢は『猫たちと平穏に暮らす石田ゆり子』になること。

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